“彼の気持ち”が分からないときも、不安にならない、謝らない
KOIGAKU / 2016年1月8日 2時30分
彼の気持ちがよく分からなくなってきた……
1番近くに感じたい人なのに。
なにもかも知りたいと思っているのに。
不安になるのは分かります。
寂しくなるのも当然です。
でもね、2人が何となく擦れ違っているとき、そういった女性の思いがかえって男性にストレスを感じさせてしまうんです。
そしてかえって心を閉ざしてしまうという悪循環!
では一体どうすれば?
彼女の心配性が元で別れを体験したという男性たちの体験談からひもといてみましょう。
男性は「相談したくない」
「仕事で悩んで、いつも夜にするLINEを入れずにいたら、何度も”どうかした?”と催促されてうんざりした。それでも悪いと思って”仕事でちょっとね”と答えたのに”なにがあったの?””話聞くよ”とまた連続してLINEがきて、黙っていたら次は電話。恋人でも話したくないときもあるのに理解がない。図々しい女性に思えて一気に冷めました。(20代会社員)」
誰かに話すことによって元気や安心感を得る女性と違って、一般的に男性は悩みを人に相談したがりません。
特に仕事のことを彼女に相談する男性など稀でしょう。
そしてまた、仕事や悩みがあっても恋は別腹の女性と違い、男性は基本1つのことしか考えられませんから、大変なときに「2人のルール」を振りかざして詰め寄られるとそれだけで疲弊してしまいます。
そして、彼女を「自分の領域」に踏み込んでくる「図々しい存在」だと感じてしまうのです。
心配が「問題を大きくする」
「誰にだって気分はあるから、彼女といても楽しくないときはある。元カノは、もう好きじゃなくなったの?、なんでそんなことを言ったの?、前と態度が違うのはどうして?、みたいにやたらと気持ちを聞いてくる女性で疲れた。説明しようと考えてる内に、もう好きじゃない気がして結局別れてしまった。(20代アルバイト)」
ご存知のように、男性は「気持ち」を言葉で説明するのが苦手なんです。
それを無理やりみつめさせようとすると、このように「悪い結果」を招いてしまいます。
彼は彼女が恋人であることに何の疑問も抱いていなかったのに。
問い詰めたり、考えさせたりした結果、「好きじゃない」という答えが導き出されてしまったんです。
悪くないのに「謝らない」
「毎日メールと毎週デートがきつくなったので、少し距離が欲しいと言ったら、私のどこがいけなかったの、と、パニックになって何度も謝ってきた。メールも長いのがきて、悪い所は直すとか。自分としては1人の時間が欲しかっただけで別れる気などなかったが、悪くもないのに必死で謝る彼女をみて可哀相になり、もう元の関係には戻れない気がした。(30代自営業)」
あなたの彼はメールの返信が送れたとき何度も謝るでしょうか?
仮に何度も何度も謝られたとしたら、『なにか後ろめたいことでもあるんじゃ…?』と、かえって不信感を持ちませんか?
男性が不機嫌になったり、この男性のように距離をおきたがるのは、2人の関係に問題があるとは限りません。
身に覚えのないことで謝ってばかりいると、彼からは「みじめな女」にしか見えません。
そんな女性に魅力はないし、謝らせていることを申し訳なく思い、かえって責められているように感じる男性もいるでしょう。
くどくど謝れば謝るほど、彼の心は遠ざかります。
おわりに
いかがですか?
彼の様子がおかしいと感じたら、原因を知りたくなり、どうにかして元に戻りたいと必死になってしまう、その気持ちは痛いほど分かります。
けれども彼の問題の全てが自分との関係にある、と考えるのも傲慢だとは思いませんか?
男性と女性の違い、もっといえば”彼とあなたの違い”を理解し、
『今は話したくない、それが彼なんだな。』
と丸ごと受け入れてあげられれば、彼は楽になり、時間が経てば何事もなかったように戻ってくるでしょう。
こんな例えがあります。
好き嫌いが多くてゴハンをあまり食べられない子どもがいたとして、母親が、そのうち食べられるようになるだろうとほうっておいてくれるのと、なぜ食べられないの?、いつ食べられるようになる?、とそばで神経質にじっと見ているのと、どっちが子どもの心を安心させるでしょう?
わかりますよね!
Photo by Curtis MacNewton
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