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不倫経験者が語る「やっぱり妻帯者との恋はすすめない」ワケ

KOIGAKU / 2016年2月15日 11時30分

有名人の禁断の恋が話題となり、不倫について様々な議論が交わされていますね。
人の夫を奪うなんてとにかく許せない! という批判、犯罪者じゃあるまいし好きになったんだから仕方ないという擁護派……
ケースによっても違うでしょうし、ここで不倫をひとくちに語ることはできませんが、普通の恋愛と同じではないということだけはハッキリ言えるでしょう。

では具体的になにが違うのか?
実際の経験者の言葉を参考に考察してみましょう!

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堂々とできない

「会社の上司だったこともあり、いつも周りを気にしてなきゃいけないのが辛かったです。連絡が取れなくても、黙って待つしかないんです。恋人ならがんがん電話したり、家まで押しかけることだってできるのに。彼が入院したのも知らず、1週間も経ってから同僚に聞いたとき、自分は彼の人生に関わる存在じゃないんだと思い知り別れを決意しました。(20代・OL)」

秘密の関係というのは、ある意味刺激的でしょう。ですが一方で、当たり前の安らぎや喜びは望みにくいです。恋人がいるのに誰にも話せない。一緒に堂々と歩けない。手も繋げないし、腕も組めない。…
連絡がない! と怒るにしたって堂々とは出来ません。メールだLINEだが途切れても、「バレたのかな?」という心配もありますから、大騒ぎは出来ないでしょう。

 病気や怪我のとき、連絡が取れるような状態ならいいですが、そうでなければ極端な話、命に関わる一大事でも知らされないってことも考えられます。だって堂々と「ねえ、あの人になにがあったの?」と聞けない間柄なんですから。

ゴールがない

「最初から奥さんと別れる気はないと言っていたし、それは私も了承済みの関係ではあります。けれども最近、このまま続けていった先に何があるんだろうと思いはじめたんです。すべての意味で彼ほど相性がいい男性はいないと感じています。でもいつかは退職して会えなくなる…10年以上先のことですけど、そのとき自分は…?と考えて恐くなります。(30代・塾講師)」

一昨年ヒットしたドラマの中で、「不倫にはゴールがない」という名台詞がありました。「結婚はゴールじゃない」なんて言葉もありますが、それは、結婚はその先の人生を共に歩き始めるスタート、って意味ですよね。
不倫は違います。
共に歩いて行く道や、2人で築く将来はないと思った方がいいでしょう。
だからこそ、そのとき、その瞬間は燃え上がるのでしょうけど。

罪悪感がある

「奥さんにバレて、泣きながら電話がかかってきました。彼は奥さんと別れると言ってくれましたが、誰かを不幸にして幸せになれる気がしません。お子さんもいるし、結婚できても一生気にしていくんだなと。彼の携帯には子どもの写メがたくさん入っているのを知っています。好きなのでまだ会っていますが、前ほどは楽しめなくなりました。(20代・派遣社員)」

結ばれることイコール誰かがパートナーを失うってことになるので、罪悪感は免れないかもしれません。子どもがいればなおさらでしょう。
子どもにとっての父親(母親)はたった1人で、それは変えようがないことですから。
自分の幸せの裏には誰かの涙があるという意識を常に持たねばならないとすれば…それは辛いですね。

おわりに

いかがでしょうか?
障害があるからこそ心は激しく燃えます。
家族のしがらみや、面倒な生活のない、愛だけの喜びを感じることもできるでしょう。
でもそれは、次の瞬間に失っても取り返す権利を主張できない愛です。

恋は予期せず出会ってしまうもの。だから頭ごなしに否定は出来ません。
ですがその恋に足を踏み入れる前に、仕事や信頼を失うリスクだけでなく、自分自身が苛まれてしまう可能性を考えてみた方が良さそうです。

 

Photo by Don Le

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