“恋愛観”を何かに委ねる女性は破滅する!
KOIGAKU / 2016年2月18日 11時0分
みなさんの周りに、常に彼氏が途絶えないお友達はいませんか?
学生時代から、もうずっと恋愛に事欠かないような女性。出会いが乏しい人にとっては、羨ましい存在ですよね。
なんたって常に異性と新鮮な恋愛を楽しんでいるわけですから。
できることなら同じ立場になってみたい。そう考える方も少なくないはず。
でもちょっと待ってください。
いつもいつも恋愛を楽しんでいるということは、一方では恋愛の一つの最終段階である、結婚にまで到達するまでに至らない、ということではないでしょうか。
もちろん、結婚が人生の最良の選択ではありません。
よくよく考えれば、結婚のメリットなんてものは、デメリットに比べればそう多いものでもありません。
しかし、結婚をして子供を設けることは、全世界共通のスタンダードな人生の通過点です。
それが良いか悪いかは個々の考え方ではありますが、それにしても彼氏が途切れない女性の中には、いくつになっても異性と恋愛関係止まりという方もいますよね。
そういう生き方はアリといえばアリ。僕も似たような生き方をしているので大いに肯定はしています。
肯定はしていますが、中にはそういった生き方に過剰に固執して、他人の恋愛観と比較して優劣を付けてしまう方も、いるようです……。
受け売りだけど自分の恋愛観こそが絶対!そう信じる女性とは徐々に距離を置くべき
私事で恐縮ですが、先日の深夜、旧友のSという男が、我が家に転がり込んできました。
S曰く「交際している彼女に結婚を申し込んだところ、喜ばれるどころか激昂され、せっかく指輪も用意したのに叩き出された」というのです。
にわかには信じられなかったので話を聞くことにしたのですが、Sによれば件の彼女、いわゆる世間一般の幸せな結婚に対するアレルギーがあるということ。
そのアレルギーを発症する原因は何かと言えば、昨今巷に溢れつつある、マイノリティの人々の偏った恋愛観をネットで見聞きし、その思想に染まったんだとか。
トホホな話ですが、簡単に言えば「結婚して子供を産んで云々」というこれまでの生き方を過剰に毛嫌いし、もっと先進的な恋愛に身を委ねようと考えるようになったというわけです。
Sによると「私は誰かが歩んできた道は歩みたくない」というのが、その彼女の口癖なのだとか。
しかしながら彼女が歩もうとしているその道だって、僕にしてみれば既に誰かが歩んだ道。
現に彼女は、ネットでそういう生き方を知って、思想に同調しているわけですから、オンリーワンでもありません。
Sとしては結婚を申し込むほどゾッコンなわけで、どうにかして自分と添い遂げてもらいたいと感じていたようですが、一旦染まった思想をまっさらにするのは難しいものですよね。
宗教と同じようなもので、議論しようにも平行線を辿りがちですし、矛盾を突けば人によっては逆ギレしちゃいますし。
僕としてはSに、彼女の考えの穴となる部分を幾つかピックアップして「これを相手に告げて、それでも分かってもらえなきゃ諦めた方がいいよ」としか言えず。
ほどなくしてSからは、LINEで「別れることにした」というメッセージが送られてきました。
イレギュラーな恋愛観が、かえって手の届く範囲の幸せを遠ざけてしまう…
さて、この話には後日談があります。
Sと問題の彼女が破局しておよそ2ヶ月が経過した頃、Sからまたしても相談を持ち掛けられました。
なんでも、別れたその彼女が、早速色んな男性と同時に交際をスタートさせた、というのです。
彼女が何を考えているのかは判りかねますが、以前は浮気や不倫といった行為は毛嫌いするような女性だったと、Sは言っていました。
ということは、ここ最近になって彼女の心の中で、「浮気や不倫はOK」という結論に達する考えの変化があったということになります。
「もしかしたら、俺と別れたことが原因なのかも」とSは消沈していましたけど、仮にそうだとしてもSはもう他人。悩む必要はないはずです。
しかし、彼女が何故いきなり大胆でアンモラルな恋愛をするようになったのか、僕としても興味があります。
そこで僕は、この彼女に電話をかけてみることにしました。
僕は不躾なところがあるので、単刀直入に「何故いきなり不倫するようになったのか?」と質問したところ、彼女はかなりお怒りの様子でした。
ただ、僕としてもSという友人を傷つけた彼女のことは腹に据えかねます。
根気強く質問をし続けると、ようやく答えが。
またその答えが安直と言うか何と言うか「ネットでお気に入りの恋愛ポエマーが『幸せを手繰り寄せるために、一度に大勢の男を試しても罪じゃない』って書いてた」だの「人生は一度きりだから何してもOK」だの、幼稚にも程があるものでした。
ところが、この恋愛ポエマーは別に商業活動しているわけでもなく、ただブログで思ったことを書いてるだけ。
何と彼女は、ネットサーフィンの最中に、自分に都合の良いことを書いているポエマーのことを偶然発見し、一方的に盲信していただけに過ぎなかったのです。
たったそれだけの理由でSは振られ、たったそれだけの理由で彼女は大勢の男性を一度に天秤にかけていたのでした。
理由を判ってしまえば何て事のない、ただの節操のない女性だったということになります。
僕は彼女に「自分の幸せは他人に影響されるものじゃないでしょ」と言いました。
すると彼女は「その言葉、凄く理解できた。私はもっとあなたの言葉を聞きたい」なんて言うものですから、ここで僕は「どんだけ自分がないんだよ」と吐き捨てて電話を切りました。
おわりに
恋愛事に限らず、人生というものは常々自分で道を選択しなければならない岐路に立たされるものです。
そしてこういう場合に、一見参考になりそうな成功者の声や著名なコラムニストの考えというものを重宝する人もいるはず。
でも重要なのは、成功した人たちの言葉を盲信するのではなく、失敗した人々の声を聞き、明日は我が身と思って行動に反映させることではないでしょうか?
恋愛コラムにしたって、歯の浮くようなことばかり書く人の言葉を本気にして、何から何まで真似しても、それはその著者の猿真似に過ぎず、そこに自分の意思がありません。
僕は恋愛で成功したいという方こそ、失敗例をたくさん見聞きしておくべきだと考えています。
photo by OpenClipartVectors
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