離婚しないための堅実な「旦那選び」とは? ポイント3つ
KOIGAKU / 2016年5月6日 11時0分
結婚する3組に1組は離婚するといわれますが、そんな話をテレビや雑誌で見聞きしても、「ふうん、そうなんだー」くらいにしか感じないでしょう。特に独身女性の多くは、離婚なんて自分に関係ないことと思うはずです。
もちろん、筆者もそう思っていました……が、他人事であるはずの離婚は、突然に現実として目の前に立ちふさがったのでした。「これは、離婚しかないな」と決断してから1年も経たずに、永遠の愛を誓った男性とお別れしたのです。
そんな離婚経験者となった筆者だからこそ、「旦那選びには絶対に失敗しちゃいけない!」と力説したいと思います。どんな夫婦にもケンカや気持ちのすれ違いはありますけど、そもそもの旦那選びさえ間違えていなければ、いくらでも仲直り・関係修復は可能でしょう。
生活力があるかどうか?
ざっくりと「生活力」でまとめましたが……旦那さん選びで一番大事なのは、安定した職に就いていて、固定給をしっかりともらえる男性であることです。
恋愛と結婚の最大の違いは、結婚が生活そのもので死ぬまで続くという点。高年収の女性が、一家の大黒柱として夫も含めた家族を養っていく覚悟を持つなら構いませんが、いわゆる普通の家庭生活を望む場合は、きちんとした仕事と収入を確立していることが欠かせません。共働きを想定するにせよ、妊娠・出産を求めるなら一年ほど女性が働けなくなるため、旦那さんの経済力が必須になるのです。
また、旦那さんが働いていても不安定な自営業だったり、転職を繰り返していたり、正社員になれず低賃金から脱することができなかったりすると、女性は悲惨な状態に陥ります。共働きとはカタチばかりで、妻がひたすら稼くだけになりかねないのです。
今どきは『主夫』も増えているといいますが、世の中をたくましく生き抜く生活力がない男性は、そもそも結婚には不向きでしょう。
自立しているかどうか?
夫婦は家族ですが、親子とはまったく違います。子どもは親を信頼し、甘えて寄りかかることもできますけど、夫婦間でそれをすれば三下り半をつきつけられます。
夫と妻はそもそも他人同士ですし、お互いが対等な関係です。それぞれが自分の役割をきっちり務めてこそ、夫婦関係が成立するでしょう。一方がもう一方にばかり頼りすぎると、愛と信頼は崩れていくのです。
そして、仮にどうしようもない理由から妻を頼るとして、旦那さんが一方的に甘える状況を「申し訳ない」と思うかどうか? が大事なところです。
「自分ばかり甘えてゴメン」と後ろめたく思うならまだしも、「奥さんが何でもやってくれるから、ラクだなァー」なんて考える旦那さんは、間違いなく捨てられるでしょうね。
恋人として付き合っている間に、彼が自己管理をきちんとできるのかを、正しく見極めることが大事です。特に、親と同居していて一人暮らし経験がない彼氏には、金銭管理や自分の生活の管理ができるのかを見るべきだと思います。
本当の気遣いができるか?
「優しい男性」はモテますし、女性も好きです。でも、優しいって結局のところ、何なんでしょうか?
夫婦関係における夫の優しさとは、「妻に感謝できること」ではないかと筆者は思います。また、妻の気持ちを正しく理解して、困っていることや苦しんでいる部分に救いの手を差し伸べることです。
最近は共働き家庭が増えていますし、若い世帯を中心に家事の分担が当たり前になっているとはいえ、女性が家事・育児の多くを負担するのが実情なのでは……?
フルタイムで働き、家のことや子供のことでいっぱいいっぱいになる妻を、正しく理解できる旦那さんであれば、土日に「俺が掃除と洗濯するよ」とか、「子どもを連れて外出てくるね」などと気遣ってくれるはずです。「休みなんだから、もっと寝させろ」「友達と遊びに行ってくる」なんて非情なことは言わないんじゃないでしょうか?
本当の意味で妻に感謝し、優しくできる旦那さんは、簡単な言葉でうわべばかりの優しさをアピールするのではなく、妻のつらさや大変さを汲んで積極的に分担しようと動いてくれる男性だと思います。
後悔しないために
女性は特に、結婚より離婚する方が大変です。精神的につらいとかもあるかもしれませんが、筆者には子供がいるため、事務手続きだけでも一苦労でした。(精神的にはむしろ、離婚できてサッパリ、晴れやかな気分になれましたが……)
ただ、離婚なんてしなくていいものなので、慎重に厳しい目で相手を選ぶことが大切だと思います。周りが続々と結婚を決めても焦らないように。よく考えもせず、ヘンなオトコを捕まえたら本末転倒です。慌てず、じっくりと人生の伴侶を選択なさってください!
Written by 岡崎咲
photo by Ryan Polei
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