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エッチしなくても満足ってホント!? 幸せなセックスレスの正体とは?

KOIGAKU / 2016年5月20日 12時0分

セックスレスと聞くと、愛が冷めたカップルや離婚しそうな夫婦を思い浮かべるかもしれません。
けれど、ほとんどエッチしない男女が、必ずしも不幸で苦悩しているのかというと、実はそうでもなさそうなんですね。
筆者の知り合いにも、娘が産まれてから男女の交わりが一切なくなった夫婦がいますが、彼女たちはケンカもなく、そこらへんの夫婦よりも仲が良いです。

つまり、セックスがなくても男女の愛は継続しているということなんですが、じゃあセックスレスって一体なんなの? と思っちゃいますよね。
好きな人と一緒にいるのに、どうしてしないのか……? 今回は、セックスレスの正体に迫ってみたいと思います。

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愛情は変化する

ゲイの男性を夫に持つ作家・エッセイストの中村うさぎさんは、セックスに縛られすぎている人が多いといいます。
「若いときっていうのは、セックスすることイコール愛情だと思い込んでいた部分があって。嫌っていうほど抱かれるなり、一生懸命にやってくれるなりされると、こっちも一生懸命それに応えましょう、みたいなことがすなわち愛であると」けれど、「愛情の変質っていうのは不可避的なもの」だそうで、年を経るにつれて、義理や気遣いでセックスをしているように感じたようです。

また中村さんは、激しい愛情が変質して慈愛にすり替わると、セックスができなくなると言います。
仲の良いカップルが、恋愛感情を手放してお互いを心から信頼することがセックスレスに繋がる。
そんなケースも多いんじゃないでしょうか?
不仲だからしないんじゃなく、とても深く繋がり合えるからしない。そういうセックスレスも存在するようです。

愛情は変わるだけで薄れるわけじゃない

付き合い始めの激しい情熱は、ずっと続くわけではなく、時間が経つにつれて穏やかに慈愛へ変化していくと述べましたが、そうした移り変わりを「愛が冷めた」と見るのは間違いです。
嫌いになったり、興味が失せたりして気持ちが変わることとは根本的に違うので、穏やかな愛情を抱くがゆえにセックスする気が起きないことに、引け目を感じる必要はありません。

その証拠に、好きだからこそしないカップルには、ちゃんと会話があり、意思疎通もスムーズだといえます。
本当に不仲でセックスレスになれば、会話をしたいとは思わなくなって、気持ちも完全にすれ違ってしまいますから。

エッチしなくても幸せだという人は、肉欲を越えた愛情を恋人や結婚相手に感じているということなのでしょう。
精神的な繋がりが強いからこそ、身体の付き合いを求めなくなるのかもしれませんね。

お互いに納得するセックスレス

男性には、セックスよりも自慰行為の方が好きという人がいます。
そういう彼と、大してエッチが好きではないという彼女が付き合ったら、当然のように肌を合わせる回数は少なくなるでしょう。

でも、当人同士が「それでいい」「心地良い」と感じられるなら、セックスレスもアリなんだと思います。
子どもが欲しい夫婦がエッチを嫌う、というのは少し問題ですけど、妊娠・出産を脇へ置いて男女が仲良くできるのなら、セックスにこだわる必要はありません。愛情表現はほかにもたくさんありますし、セックスをしないとわからないことなんてないのです。

 

参考:2000年『週刊宝石』中村うさぎさんへのインタビュー「偽装結婚ではない!」より

Written by 岡崎咲
Photo by. osemanuelerre

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