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恋愛小説のリアル活用法

KOIGAKU / 2016年7月31日 10時0分

恋愛小説は読みますか?恋愛小説を書きたいので、それなりに読んでいる前田です。
恋愛小説といっても、いろいろあります。
フィクションとはいえ、恋愛小説から学べることは沢山あります。

今回は僕が読んだ恋愛小説から、リアルに使えるものを紹介していきます!

0731前田

二人だけの秘密を作ろう!

石田衣良さんの『スローグッドバイ』という短編小説集があります。
そのなかで今回取り上げるのは、『フリフリ』という小説です。

主人公は恋人のいない20代の男性。
友人の善意から、女性を紹介されたけど、お互いにその気はありません。
でも、お互いに紹介してくれた友人に対する対面もある。だから、恋人のフリをしてみるという話です。

実際に試せる機会はなかなかありません。
でもどうですか? 僕は読んでいてちょっとワクワクしてしまいました!

なぜなら、彼らには「二人だけの秘密」ができたからです。

男性は女性に親近感を抱くのは、どんなときでしょうか。それは「自分だけに秘密を話してくれる」ということです。

たとえば、「他の誰にも話したことはないけど」という相談をしてみる。コンプレックスを打ち明けてみる。
「自分だけに話してくれた」と感じたら、男性は一気にその女性のことが気になりだします。
つまり、二人だけの秘密ができれば、新密度はグッと増すのです。

『フリフリ』に登場する男女も付き合ってないとはいえ、二人だけの秘密を共有しています。
最初はお互いにその気はなくても、だんだん意識していく。そこが読んでいてワクワクしちゃうところでした。

こじらせ女子小説を反面教師にしよう

綿谷りささんの『勝手にふるえてろ』という小説があります。

主人公は26歳の会社員女性です。彼女には彼氏はいないのですが、妄想で二人の彼氏と付き合っているんです。
どんどん妄想が膨らんで、ありえないウソまでついてしまって、行動はエスカレートして……。

読んでいて、とってもイタくなってくるんですが、ときどき笑ってしまう。
これが「こじらせ女子」かと思ってしまいました。

こじらせ女子が登場する小説は柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』もそうです。
主人公は30代のキャリアウーマンなんですが、同じく、読んでいてイタくなってしまう小説なのです。

隙だらけの女性からモテを学ぶ

こじらせ女子小説から、学ぶべきことはなにか。
自我を守るために、心をガチガチに固めてしまってはモテないということです。

ちなみに、綿矢りささんの『かわいそうだね? 』という小説には、隙だらけの女性が登場します。

隙だらけで、か弱くて、だらしないようにも見えるんですが、男性にはモテてしまう。
ガチガチに固めたこじらせ女子から見れば、うとまれるだけの彼女。
でも、「隙がある」ということは、「色気がある」ということです。
そういう女性こそ、男性は守りたいと思ってしまうのです。
でも同性からは嫌われてしまうので、隙の見せすぎには注意しましょう!

いかがでしたか?

年代の近い男女が登場する恋愛小説には学ぶべきシチュエーションや行動がたくさんあります。

とくに短編小説集は読みやすいし、いろんなシチュエーションを手軽に楽しめるのでオススメです。
もっといえば、男性の作家の恋愛小説を読むと良いです。

恋愛している男性が普段考えていることは何か。ありのままの男性の考え方が恋愛小説のなかにはあります。
男性心理の勉強にもなるので、ぜひ読んでみてください!

Written by 前田ヒロキ

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