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ソウルで2カ月放置された「歯ぎしり」の赤い落書き…行政「早急な復旧は難しい」のはなぜか

KOREA WAVE / 2024年1月14日 8時0分

路面の随所に「歯ぎしり」と書かれた落書きが書かれている(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】ソウル市龍山区(ヨンサング)で昨年11月、30代の米国人が住宅の壁や道路、店のシャッター、電柱など155カ所に「歯ぎしり」などと落書きした事件の余波が広がっている。容疑者は検察に送致されたが、被害が復旧していないためだ。

最近、ソウル光化門(クァンファムン)、景福宮(キョンボククン)など文化財に落書きされた事件では、関係当局が速やかに原状復旧させた。しかし「歯ぎしり」の落書きは事実上2カ月間も放置されている。

シャッターに落書きされた龍山区の自動車サービスセンターの経営者は(50代)は「警察や区役所からは何の話もない。どうすればいいのか途方に暮れている」と話した。

落書きを見ながら通学している大学生は「いつまでも残っている落書きを見るとぞっとする。個人の店などの被害はどうしようもないですね」と心配していた。

ソウル龍山警察署は財物損壊などの疑いで容疑者を逮捕。警察関係者は「容疑者は拘束令状審査で原状復旧に言及しており、区庁や官公庁が復旧作業を代行して費用を容疑者に請求できるはずだ」としている。

ただ、龍山区庁は早急な復旧は難しいという立場。被害は個人所有物を含めて広範囲にわたっているため、それぞれ責任の所在を明確にする必要があるからだ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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