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韓国で深刻な火葬場不足…予約できず「基本」の三日葬は遠い昔

KOREA WAVE / 2024年1月26日 9時0分

京畿道の火葬場に入る遺族(c)news1

【KOREA WAVE】韓国で火葬施設が不足し、基本である三日葬(サミルチャン)ができないケースが大幅に増えている。特に首都圏では、火葬施設の予約が難しく、式を営むまで4日以上かかるケースも続出している。

news1が韓国葬儀文化振興院の昨年のデータを分析したところ、三日葬の率は75.1%。亡くなった4人に1人は、火葬まで4日以上かかったことを意味する。

専門家らは高齢化により死亡者が急増することを考えれば、予想されたことだと指摘。火葬施設の増設は地方自治体の責務だが、政府が乗り出すべきだと提言している。

ソウルなど首都圏の状況はさらに深刻で、ソウルで三日葬ができたのは53.3%にとどまり、特に冬季は20~30%台まで下がった。

保健福祉省が運営する火葬場に関する情報サイトを見ると、17日午後6時35分現在、釜山(プサン)、大邱(テグ)、全羅北道(チョンラブクド)、全羅南道(チョンラナムド)、慶尚南道(キョンサンナムド)1カ所、慶尚北道(キョンサンブクド)2カ所――の計7カ所の火葬場は、19日まで火葬予約が埋まっている状態だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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