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今注目、高齢層と青年層の間「新中年」…ソウル市と自治区が就職・創業支援

KOREA WAVE / 2024年1月27日 12時0分

ソウル市提供(c)news1

【KOREA WAVE】人口の高齢化が進むにつれ、高齢層と青年層の間の「新中年(40~64歳)」が注目されている。ソウル市といくつかの自治区は、早期退職、キャリアの断絶を理由に仕事を休んでいたり、デジタル新産業分野に関心のある「新中年」を支援し始めた。

昨年12月時点のソウル市人口の37.1%(348万人)が40~64歳だった。ソウル市と自治区は、この中で適当な働き口がなかったり、新たな働き口を求める新中年のための事業を構想している。これまで雇用支援事業から疎外されてきた世代に注目しようというわけだ。

ソウル市は今年、40代以上の中高年層に仕事をしながら地域社会に貢献できる「やりがいある職場」5600カ所を提供する。「やりがいある職場」は、退職者がキャリアを生かして関連分野で仕事をしたり、出産・育児などの理由でキャリアが断絶した女性たちが参加しやすくしたりした、ソウルの代表的な中高年のための雇用事業だ。

ソウル市関係者は「過去最大規模で実施される今回の雇用事業は、参加者の住所地などを考慮し地域別(西・中・南・北部)で就職先を決めるので出・退勤に対する負担が減るだろう」と話した。

ソウルに居住したり事業所の住所がソウル市の40~67歳の市民なら申請できる。選抜されれば事業別に6~8カ月間、毎月活動費56万2020ウォン(57時間勤務)を受け取る。

「やりがいある職場」の参加者は、障害者・老人・青少年福祉施設をはじめ、地域内のケアが必要な所に集中的に配置される予定だ。今月から3月まで分野別に順次参加者を募集し、19日からは1次として学校安全、障害者支援分野などで1064人を募集する。その後、3月まで教育、地域福祉、文化、安全、環境などの分野で募集する。

また、「やりがいある職場」への参加経験が新たな正規の仕事につながるよう、職業教育と仕事の連携プログラムの支援も強化する。中壮年職業能力開発教育プラットフォームである「ソウルラン4050ポータル」と連係して職業を提案し、職業別に多様な教育コンテンツも常時提供する。また、ソウル市50プラス財団で実施する多様な雇用事業情報と参加機会も共有する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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