「反省しましたか？」裁判長の呼びかけに、一斉に「はい」と答えた韓国「MZ世代」暴力団員

全身に「イレズミ」の入れ墨をしたMZ暴力団スノア派＝ソウル中央地検(c)news1

【KOREA WAVE】ソウル市龍山区（ヨンサング）のグランドハイアットホテルで2020年10月に起きた暴力団スノア派構成員による暴力事件の判決公判が1月29日、ソウル中央地裁であった。

地裁は暴力行為などの処罰に関する法律違反（団体などの構成・活動）の罪に問われた18人に懲役1年、執行猶予2年を宣告、3人に懲役8月～1年6月の実刑を言い渡した。一方で2人について懲役1年の宣告を猶予、今後2年間罪を犯さなければ刑を免れる。

裁判長が「前回の公判以降、反省しましたか」と尋ねると、被告らは一斉に「はい」と答えた。

裁判長は「暴力犯罪団体に加入したこと自体が重大な犯罪だ。家族を作って健康な社会構成員として生きていくように」と説諭した。

起訴されたスノア派の構成員は10代後半から30代前半で、地裁は更生の余地があると判断し、大部分が実刑を免れた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News