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誤答ノートの整理からカエルの解剖まで…韓国AIが“仕切る”教育現場

KOREA WAVE / 2024年2月6日 15時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】本の上に広がる3D火災現場で自分で火を消したり、カエルの解剖実験を手掛ける。オーダーメード型学習水準を分析して個人別誤答ノートが生成され、補充課題が画面に現れる。AI(人工知能)時代の教育現場での日常だ。

韓国でAIデジタル教科書の本格導入を1年後に控え、学生たちがリアルタイムで教師とコミュニケーションし「オーダーメード型チュータリング」を準備している。近いうちに学校現場では筆記具は歴史の中の遺物になるかも知れない。

AIデジタル教科書の来年1学期の現場導入を控え、教育省は「K-エデュテック海外進出戦略」を今年下半期中に策定し、デジタル教育モデルとエデュテック輸出を支援することにした。

韓国政府が描いている未来教育現場は、メタバース・対話型AIなど多様な技術をベースにしている。イ・ジュホ副首相兼教育相は「クラスにいるすべての学生にチューターが付くこと」だとコンセプトを整理した。

実際、学校現場の科学授業の一部も変わった。教科書に載せられた写真・データに頼って学習した姿とは異なり、学生たちはAI・仮想現実など先端技術と多様なプラットフォームを通じて必要な情報を収集し積極的に活用する。

学校だけでなく、関連業界ではエデュテックへと進化している。個人別学習レベルに合わせて学習プロセスを推薦するAIベースの「1人オーダーメード型チューター」の登場で教育格差を解消できると期待している。

ウンジンシンクビッグは「ウンジンスマートオール」によるAI学習で個人別レベル、類型、習慣を分析し、最適な学習成果を導き出すことができる核心モジュールを提供する。

個人の能力値と問題の体感難易度に基づいて誤答を個人化して分析する。正解できるのに、間違った問題、わからなくて間違った問題、たまたま正解した問題なのかを分析し、どんな概念が不足して間違ったのかを細かく解明できる。

「AI今日の学習」は教科進度、学習成果や理解度をリアルタイムで総合的に分析し、生徒一人一人に最適化された問題と学習カリキュラムなどを提供する。

毎日のミッションを通じてレベルに合う学習量を決めてもらい、コツコツ勉強する習慣を身につけることができる。最近は本の中の登場人物と絵などを拡張現実技術で再現し、立体的読書経験を提供する「ARPDIA」の開発にも力を入れている。

科学室でカエルを解剖する実験などを3Dで実現したコンテンツを通じて実証的な仮想体験ができる。また、自分の写真と声を童話の中の人物と組み合わせるなどのインタラクティブ機能は、没入感を一層高める。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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