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体不自由な男性がタクシー280km運転、料金4万円、そして客が乗り逃げ…韓国・怒りの世論

KOREA WAVE / 2024年2月8日 5時0分

ボベドリーム(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】韓国のタクシー運転手が、忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)から全羅南道木浦(チョルラナムド・モッポ)まで乗り逃げされた話が1月31日、オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に掲載された。

投稿したのはタクシー運転手の息子。体の不自由な父親が「タクシー代の食い逃げ」にあったと話し始めた。

それによると、牙山の温陽(オニャン)温泉駅で乗せた50~60代とみられる客は「自分は船乗りだ。木浦北港まで行ってくれ」と告げた。牙山から木浦までは約280キロ。父親は35万ウォン(約3万9000円)ぐらいかかると発車前に伝えた。

目的地に近づくと、客は「タクシー代を払ってくれる人がいる。船長が来るまで前で待つ」と話した。

人の良い運転手はその言葉を信じた。ところが、客は15分ほど、車を降りてうろうろした後、逃げ出したようで、約1時間待っても戻らなかった。客がうろつく様子はドライブレコーダーに残されていた。

この事件はJTBC「事件班長」などで報じられ、ネットユーザーの怒りを買った。運転手の息子は「客の良心を信じてまだ警察に申告していない。10日以内に返せば申告しないつもりだ」と話しているという。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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