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韓国で48年ぶり、ソウルに公立バレエ団…「純粋芸術分野で評価を受けてこそ文化強国」

KOREA WAVE / 2024年2月26日 6時0分

【KOREA WAVE】

世宗(セジョン)文化会館で開かれたソウル市バレエ団創立記者懇談会(c)news1

ソウル市鍾路区(チョンノグ)の世宗(セジョン)文化会館で20日開かれた「ソウル市バレエ団創立記者懇談会」で、ソウル市のオ・セフン(呉世勲)市長が「『文化芸術都市ソウル』の新たな地平を開く1年になるだろう」と、ソウルを世界に発信すると宣言した。

特に、純粋芸術への投資拡大を約束した。オ・セフン氏は「大韓民国はすでに世界が認める文化強国だが、バレエをはじめとする純粋芸術分野で正当な評価を受けてこそ名実共に文化強国として認められると考える」と繰り返し強調した。

同日、創立式を開いた市バレエ団は、国内ではなんと48年ぶりに発足した公共バレエ団として大きな意味がある。現在、国内には1962年に創立した国立バレエ団と1976年に創立した光州(クァンジュ)市立バレエ団の2つだけで、これまでインフラが不足しているという指摘が相次いだ。アジア国家の中で最も多いダンサー(5人)がバレエ界最高権威のブノワ賞で最高ダンサー賞を受賞した国がまさに韓国だ。

オ・セフン氏も「我が国のバレエの水準と芸術性は世界ですでに認められているにもかかわらず、この間国内ではバレエの裾野が相対的に狭いのは事実だ」と指摘し、「国内のプロバレエ団もたった3つに過ぎず、他の芸術ジャンルに比べて公的な支援も十分ではなかった」と話した。また「市民もバレエ公演が好きだが、非常に少ない公演回数とチケットの値段が高いため、なかなか足を運べなかった」と続けた。

市バレエ団はダンサーと振付師が中心となる「現代バレエ」(コンテンポラリーバレエ)作品を中心に振付師中心の最精鋭「シーズン団員制」で運営される。まず、初公演としては4月に世宗Mシアターで創立事前公演「春の祭典」を披露する。続いて8月には創立公演「真夏の夜の夢」、10月には計4回の定期公演を通じておなじみの現代バレエで市民と会う。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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