韓国サムスン電子、インドに2番目の半導体R&Dセンターを開設
KOREA WAVE / 2024年3月5日 9時0分
【KOREA WAVE】韓国サムスン電子が、IT(情報技術)産業・人材の集積地として知られるインド南部ベンガルールに、2番目の半導体研究開発(R&D)センターを開設した。同社はインドの半導体人材を活用し、メモリーや半導体設計技術の開発を強化する。
センターは、同社のインドにおける半導体研究の拠点「サムスン電子半導体インド研究所(SSIR)」の新たな施設。ベンガルール西部地域のバグマネテックパークに位置し、16万平方メートルの敷地に4階建ての規模で約1600人を収容できる施設という。
SSIRは今年初め、メモリーソリューションチーム(MST)傘下に、NAND型フラッシュを利用したデータ保存装置SSDの研究を担う「ソリューションプロダクトディベロップメント(SPD)」グループを新設した。SSDは人工知能やクラウドのためのデータセンター中心に需要が着実に増えている。
また、SSIRは最近、インド理科大学院と量子技術の信頼性問題を解決すると同時に、単一光子源と極低温制御チップの統合技術研究でも協力することになった。SSIRのバラジ・ソウリラジャン所長(副社長)は「新たなSSIRの施設は、グローバル半導体生態系で新しいハブの役割を果たす」と述べた。
インドはソフトウェアのプログラミング分野で優秀な人材が多く、人件費も安い。インド政府もまた、グローバル半導体企業を誘致するため、税制を優遇する法律を整備した。
このような理由から最近、サムスン電子だけでなく、多数のグローバル半導体企業がインドのベンガルールにソフトウェアおよび設計R&Dセンターを設立している。インテル、AMD、NVIDIA、クアルコム、テキサス・インスツルメンツ(TI)のような米国企業とメディアテック(台湾)、NXP(オランダ)などがその代表例だ。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
トランスコスモス、ベンガルールでオペレーションセンター開設(インド、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月3日 0時15分
-
C-DAC、Armアーキテクチャー採用のHPCプロセッサー“AUM”の設計・開発でMosChipおよびソシオネクストと提携
PR TIMES / 2024年7月2日 15時15分
-
韓国で「半導体人材」の確保競争が激化…サムスン、SKに続いて現代自動車まで参入
KOREA WAVE / 2024年6月26日 8時0分
-
約2週間、米国で最先端企業のトップと次々会見…帰国の韓国サムスン電子会長が語った「頑張らなきゃ」
KOREA WAVE / 2024年6月15日 10時0分
-
韓国サムスン電子、北米統合「AI研究センター」新設
KOREA WAVE / 2024年6月13日 8時0分
ランキング
-
1ソニーが録画用ブルーレイディスク生産終了へ、光ディスクの記録メディアから完全撤退「市場が縮小」
読売新聞 / 2024年7月5日 18時12分
-
2日本に豊田章男氏がいたのは幸運だった…「EV化の真実」を主張し続けた豊田氏が筆者に明かした「真意」
プレジデントオンライン / 2024年7月5日 8時15分
-
3妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
4今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
5勢いづく出社回帰 テレワークは消えゆく運命なのか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月5日 6時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください