1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

韓国・回し蹴り事件が変えたエレベーター…AIカメラが悲鳴・異常動作感知

KOREA WAVE / 2024年3月9日 13時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】韓国の現代(ヒョンデ)エレベーターの維持管理サービス「MIRI」(ミリ)が発売8カ月で販売台数2万5000台を突破した。ミリはエレベーター内部に設置されたAIカメラが悲鳴や異常動作を感知し、顧客ケアセンターに位置と映像を伝送するサービス。犯罪防止や容疑者の確保に効果を挙げそうだ。

ライバル会社も先を争って同種のサービスを開発。TKエレベーターはAIベースの安全保護ソリューション「T-VIEW(ティービュー)」のパイロットテスト中だ。やはりAIがエレベーター内の異常を感知して顧客センターに伝え、相談員が現場状況を把握して119などに通報する。

こうしたシステム開発のきっかけは釜山(プサン)回し蹴り事件がきっかけだった。釜山で夜明けに帰宅した20代女性がエレベーターを待っていたところ、前科18犯の男にひどい暴行を受け、防犯カメラの死角で乱暴されそうになった事件だ。

密閉された空間で一人にされたり、他人とともに利用したりすることのあるエレベーターの防犯にスポットが当たっているというのが業界の見方だ。

実際ミリは初め病院やホテルなどを中心に導入され、最近はアパートやマンションなど住居施設の需要が大きく増えたという。

業界関係者は「常駐管理者がおらず、防犯カメラが不足しているオフィステル、ビラからの問い合わせが多い。アパートやワンルーム、多世帯住宅などにも急速に導入され始めている」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください