韓国総選挙終盤戦、どうする?「リサイクルできない選挙ゴミ」…ポスター、横幕、ユニフォームなど
KOREA WAVE / 2024年4月9日 19時0分
【KOREA WAVE】韓国総選挙が終盤に入り、各種の「選挙ゴミ」があふれている。家ごとに配られる選挙公報はもちろん、候補者の顔が描かれたポスター、横幕、候補者と選挙運動員が着るユニフォームまで大部分リサイクルされずに捨てられていることがわかった。
中央選挙管理委員会(選管委)は、公式に選挙運動が始まった先月28日、全国8万3630カ所余りに候補者選挙のポスターを掲示した。候補者と政党を知らせる紙の公報物も各家庭に配送した。
ソウル市麻浦区(マポグ)に住むキムさんは「選挙公報物を開けてみると、紙の束がどさっと落ちた。20種類はあるようだった。ある候補者は12面の広報物を作って入れていた」と話す。
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問題は選挙公報物が一般紙ではなく概してコーティング材質で製作されるという点だ。廃棄物回収業者関係者Bさんは「コーティングされている場合、古紙として使うことができず一般ゴミとして廃棄しなければならない」と話した。
横幕も同じだ。国会立法調査処が昨年6月に発表した資料によると、2018年から最近5年間に実施された5回の選挙で発生した、廃棄された横幕は1万3985トンに達する。前回の総選挙で使われた横幕は3万580枚余りで、長さは305.8kmに達する。
横幕もリサイクルが難しいと業界関係者たちは口をそろえる。横幕の廃棄物を使って砂袋、リサイクル麻袋、ショッピングバッグなどを作る緑色発電所関係者は「選挙用の横幕は一般の横幕より長さが長く、染料が多く使われている。単価節減のために低価格の製品を使うこともある」と話した。さらに「触ってみれば材質が違う。リサイクルができないわけではないが難しい」と話した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News
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