ソウル大公園が「絶滅危機」コウライバト4羽搬入…個体増に努める
KOREA WAVE / 2024年4月14日 9時0分
【KOREA WAVE】ソウル大公園が絶滅危機野生生物2級のコウライバト4羽を搬入し、減りつつある個体数を増やすよう力を尽くす。
同公園によると、在来種の留鳥のコウライバトのメス4羽を今月中に公園内の種保全センターに連れてくる案を推進している。4羽とも国立生態院絶滅危機種復元センターから搬入する形だ。
現在、一般人の観覧制限区域であるソウル大公園の種保全センターには、コウライバト30羽がいる。公園は新たなコウライバトの搬入によって計画的な繁殖と個体数の拡大を期待する。
コウライバトは路上でよく見られる外来種のドバトと外形が似ているが、全く違う種だ。尾に白い縞模様が特徴の鳥だ。羽にははっきりとした黒い縞模様が2つある。
主に高い軒下や海岸の絶壁の穴に主に生息していて「洞窟バト」とも呼ばれる。「ヤマバト」という別名もある。
コウライバトは1980年代までは全国の南海岸や西海岸絶壁と寺院でよく見られたが、ドバトとの競争と雑種化で個体数が急減した。最近は、求礼(クレ)など一部地域だけで生息しているという。2017年からは絶滅危機野生生物2級に分類された。
ソウル市側は今回の搬入計画について「現在、流通許可関連の行政手続きが進行中で、手続きが終わり次第搬入する予定だ。コウライバト遺伝的多様性のために繁殖させるつがいを確保し、生息地外の保管機関としてコウライバトの増殖・復元のための役割を果たしたい」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
世界にたった60羽の『シロハラサギ』絶滅の危機救うため獣医師がブータンへ 現地で人工ふ化に成功
MBSニュース / 2024年7月4日 17時45分
-
法政大学島野教授の研究チームがブータンに生息する絶滅危惧種シロハラサギの人工孵化・育雛に成功 ~シロハラサギの絶滅回避に向けた支援活動の成果~
Digital PR Platform / 2024年7月4日 14時5分
-
日本初、野生ライチョウの精液から人工繁殖 2羽ふ化、横浜市繁殖センター
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年6月28日 21時47分
-
アムールトラの赤ちゃんが生後1カ月に 和歌山・アドベンチャーワールドで一般公開スタート
OVO [オーヴォ] / 2024年6月17日 16時0分
-
こころにスマイル 未来創造パーク アムールトラの赤ちゃんが2頭誕生!世界の動物園の協力で未来を紡ぐ
PR TIMES / 2024年6月7日 13時33分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください