心理的に支配、売春・露出写真撮影・暴行…「恵まれない少女」の前途踏みにじった韓国女性、有罪

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【KOREA WAVE】韓国で、仲良くなった年下の少女に常習的に性売買をさせるなどしたとして、児童・青少年の性保護に関する法律違反などの罪に問われた20代女性に対し、釜山地裁がこのほど懲役8年を言い渡した。

この女性と、当時10代だった被害者の少女が最初に出会ったのは2021年7月、忠南にある青少年憩いの場だった。被害者は韓国系中国人の少女で、実父から性的暴行を受けて家から追い出され、青少年の憩いの場を転々としていた。

女性は、少女が自分を保護者として頼ってきたことを悪用し、次第にこの少女を心理的に支配し始めた。最初は性売買だ。2021年9月末、少女に「男たちと戯れさえすれば、大金を稼ぐことができる」と言い聞かせ、計32回にわたり性売買を強要した。

少女はこれを拒否したが、女性は少女に物を投げつけ、「仕事をしなければ殺す。ビザが切れて追放される可能性がある」と脅迫し、売春を強要したという。

女性はまた、2021年9～10月、少女に自分の身体部位が露出した写真80枚を撮らせ、女性に転送させた。2022年7月、少女が女性から離れたいと言うと、これらの写真を回りにばらまくぞと言って脅迫した。

他にも女性は、釜山の自宅で少女の首を絞めたり、性的暴行を加えたりもしている。2022年12月から昨年4月まで数回にわたり、ヒロポンなどを使った罪にも問われている。

釜山地裁は「女性は未成年者であり、身分が不安定なこと、少女が自分に頼ってきたことなどを悪用して性犯罪を犯した」と指摘。「性売買を強要したり、凶器を使って脅して暴行したりするなど悪質だ」などと強調した。

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