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飲酒運転の摘発加速へ…年内に「韓国式アルコール保有量推算式」適用

KOREA WAVE / 2024年5月27日 19時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】車の運転時の体内アルコール保有量を推算する方法である「ウィドマーク法」。これを韓国人の特性に合わせて再調整した「韓国型ウィズマーク式」を国立科学捜査研究院が開発中で、年内に姿を現す。導入されれば、飲酒測定を回避する運転者も処罰できそうだ。

ウィズマーク式とは、運転者の飲酒程度をすぐに測定できない時、取り締まり時点の血中アルコール濃度を捜査機関が推定するために利用する。

スウェーデンの生理学者が1931年に開発したものだが、すでに長い年月が経っているうえ、西洋人を基準に作ったという点で、現代の韓国人に適用するには限界がある。韓国司法当局も「厳格な証明が必要だ」と、ウィズマーク式で推定した血中アルコール濃度を重要な証拠として認めない雰囲気がある。

同研究院は新たなウィズマーク式に個人別年齢・体重・身長など個人別定数を反映させる。また、1時間当たりの血中アルコール濃度の減少量(平均0.015%)についても修正する。

専門家らは「韓国型ウィズマーク式」が導入されれば、証拠能力を巡る争いも減ると見ている。飲酒測定を故意に回避する運転者も処罰を避けることは難しくなるだろう。

建国(コングック)大学警察学科のイ・ウンヒョク教授は「韓国人に特化した算式が出れば、ウィズマーク推定値の適合度がさらに高まるだろう。飲酒後の運転者の歩き方などさまざまな状況も加味すれば、ウィズマーク式が法廷で力を発揮するだろう」と見通した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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