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韓国の医学部志望者、ソウルの塾より地方都市へ…定員増により地域選抜も増

KOREA WAVE / 2024年5月29日 12時30分

「医学部募集定員拡大、今後の大学入試影響力緊急分析」説明会(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】韓国・大学医学部定員増で地域人材選考の選抜割合が2倍近く増えると予想され、幼いころから医大進学に有利な地方に引っ越す「地方留学」が新たな入試傾向として浮上しそうだ。

教育省と韓国大学教育協議会は、医学部1509人の増員を反映した「2025学年度大学入試選考施行計画」をまとめた。各大学は31日までインターネットホームページに▽募集単位・専攻▽選考別募集人員▽細部選考▽学校生活記録簿(生活記録簿)・修学能力試験成績反映法などを含む新入生募集要綱――を載せる。

医学部別の具体的な選抜比率は確定していないが、鐘路(チョンノ)学院は来年度の「地域人材選考」の募集定員が従来の1071人(募集定員の54%)から1966人(63.2%)へ895人増えると予想している。これは、現在の高校2年生が受ける2026学年度の地域人材選考の選抜比率を2025学年度と同様に適用して推算した結果だ。

地域別では全羅道(チョンラド)地域が466人(同地域募集定員の73.5%)、釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)が485人(68.2%)、大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)が366人(63.7%)、忠清道(チュチョンド)地域463人(63.4%)、済州(チェジュ)36人(51.4%)、江原(カンウォン)150人(38.4%)と推定される。

地域人材選考選抜人員が大幅に拡大し、上位大学に進学するために大峙洞(テチドン)学院などに通うためにソウルに移住してきた今までとは異なり、医大進学に有利な地方に早くから移住する「地方留学」が新たな入試傾向に位置づけられる可能性がある。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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