韓国・外食急騰で家庭食の需要増…よみがえる「企業型スーパーマーケット」
KOREA WAVE / 2024年6月12日 13時0分
【KOREA WAVE】韓国では外食物価の急騰で家庭食の需要が増えたため、企業型スーパーマーケットの売り上げが増加している。SSMは大型スーパーよりアクセスが良く、コンビニより商品が多く、それぞれのチャンネルの長所を併せ持つ中間的なショッピングチャンネルとして、その地位を確立している。SSMを運営する大手流通会社は、価格競争力の確保やクイックコマース(迅速配送)サービスの拡大などで売り上げげ増大を図る。
産業通商資源省の流通会社の売り上げ統計によると、今年4月、GSザ・フレッシュ、ロッテスーパー、ホームプラスエクスプレス、イーマートエブリデーの4つの大型SSMの月間売り上げ増加率(前年同月比)は3.2%だった。昨年3月のマイナス1.0%から4月は3.7%へと反騰した後、13カ月連続で増加傾向を見せている。
SSMの売り上げは2019年(-1.5%)、2020年(-4.8%)、2021年(-9.1%)、2022年(-2.5%)など4年連続で減少したが、昨年第2四半期から反騰し、今年まで成長傾向が続いた。同期間、農畜産物、生鮮食品、加工食品など食品類の販売が好調に推移した。
各流通会社のSSM事業の実績も改善された。今年第1四半期のGSザ・フレッシュの実績は、売り上げ3809億ウォン、営業利益99億ウォンで、前年同期比それぞれ11.6%、5.6%増加した。ロッテスーパーは売り上げ3287億ウォン、営業利益120億ウォンで、昨年第1四半期より売り上げは0.9%、営業利益は42.2%それぞれ増えた。イーマートエブリデーは売り上げ3508億ウォン、営業利益36億ウォンだった。
今年5月のSSM売場数は、481店を運営しているGSザ・フレッシュが最も多い。続いてロッテスーパー(365店)、ホームプラスエクスプレス(310店)、イーマートエブリデー(252店)の順だ。市場占有率は各社が20%前後で、同程度だ。
各社は最近、SSM売り場で購入した商品を1~2時間以内に直接配送するクイックコマースサービスを強化した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
うわさに揺れる韓国ロッテ…業績不振・財務健全性悪化、「事実無根」釈明も効果が薄れ
KOREA WAVE / 2024年11月20日 9時0分
-
韓国化粧品3社、目指すは「中国依存の脱却」…グローバル多角化を加速
KOREA WAVE / 2024年11月17日 14時0分
-
韓国ホームショッピング各社の試行錯誤…ファッション・食品を強化、第3四半期の収益好調
KOREA WAVE / 2024年11月13日 11時30分
-
GS25とCU…韓国コンビニの両雄、第3四半期の成績表にみる明暗
KOREA WAVE / 2024年11月9日 9時0分
-
韓国LG生活健康、免税店不振と国内景気低迷で売り上げ↓
KOREA WAVE / 2024年11月3日 10時0分
ランキング
-
1「イスラエル首相に逮捕状」で分かれる各国の反応 米国は反発も、トランプ氏の対応に注目
産経ニュース / 2024年11月22日 20時59分
-
2中国、持論を曲げ対日ビザ免除再開 景気低迷やトランプ氏再登板が影響か 日本側は驚き
産経ニュース / 2024年11月22日 19時44分
-
3露の中距離弾道ミサイル発射 米国防総省「事前通知があった」 プーチン大統領は“ウクライナ東部の兵器工場が標的だった”
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 11時43分
-
4共産主義時代の政治犯刑務所 忌まわしい記憶を「遺産」に ルーマニア
AFPBB News / 2024年11月22日 19時51分
-
5紛争地の人道支援で死者281人 過去最悪、ガザ被害中心
共同通信 / 2024年11月23日 7時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください