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わかめ・のり・こんぶ、週5回以上食べると…「甲状腺がんの有病率が58%低くなる」韓国研究チーム

KOREA WAVE / 2024年6月23日 10時0分

セブランス病院提供(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国で、わかめ・のり・こんぶのような海藻類を週5回以上食べると甲状腺がんの有病率が58%低くなるという研究結果が発表された。海藻類はヨード含有量が高く、甲状腺に良くないとされているのとは正反対の結果だ。

セブランス病院家庭医学科のイ・ジウォン教授らの研究チームは甲状腺がん患者16万9057人のデータを活用して、ヨードを多く含む食べ物の摂取とがん有病率の関連性を分析。結果を19日に発表した。

ヨードは甲状腺がんのうち韓国で有病率の高い乳頭がんの発生リスクを高めることがわかっている。研究チームはがん患者がよく食べる上位3つの食べ物である卵、海藻類、乳製品の摂取回数と甲状腺がんの有病率の関連性を調べた。

その結果、海藻類の週5回以上の摂取群は週1回未満の群より有病率が58%低かった。週3~4回摂取群、週1~2回摂取群はそれぞれ43%、32%低く、海藻類の摂取回数が増えるほど有病率も低いという結果が出た。乳製品も週3~4回の摂取群は週1回未満の摂取群より有病率が24%低かった。卵の摂取回数と有病率との関連性は確認されなかった。

イ・ジウォン教授は「ヨードを含む食品の種類によって甲状腺がん発生のリスクは変わるということ。過度なヨード摂取は良くないが、無条件にヨードを含む食品を避けるよりは適切な海産物の摂取が甲状腺がん予防に役立つといえる」と述べた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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