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ソウル各地で猛威をふるう「ラブバグ」…北漢山の頂上が真っ黒に

KOREA WAVE / 2024年6月26日 6時0分

インスタグラムキャプチャー(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】ソウル市恩平区(ウンピョング)と京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)など北漢山(プクハンサン)周辺を中心に、2年前に登場した「ラブバグ」が今年も猛威を振るっている。最近では、活動領域がソウル全域に広がり、被害が大きくなり、関連する苦情も急増している。

ソウル市議会のユン・ヨンヒ議員によると、ラブバグ関連の苦情申告は2022年の4128件から昨年5600件へと約27%増加した。2022年には恩平区・西大門区・麻浦区の3自治区に苦情が集中したが、昨年は25自治区全域でラブバグに対する苦情が入ってきた。

ラブバグは、北漢山などの山地で頻繁に発生することが知られている。有機物が豊富な山地にラブバグの幼虫が大量に生息しているからだ。昨年、海抜836メートルの北漢山(プクハンサン)白雲台(ペクウンデ)の頂上は、ラブバーグによって真っ黒に覆われた。

最近は猛暑など高温多湿な環境のため、ソウル全域から京畿・仁川一帯まで生息地が拡大した。昨年6月15日ごろ、ラブバグが初めて発見されたが、今年は猛暑が昨年より早く訪れ、出没時期が6月初めに繰り上げられたというのが専門家の説明だ。ソウル市は今月1日から14日までラブバグに関する苦情は184件受け付けた。

ラブバグの正式名称は「ヒイロトゲナシケバエ」だ。主に中国南部や沖縄などに生息し、雌雄が交尾状態で飛び回るのでラブバグと呼ばれる。

ただ、ラブバグは生態系に利益をもたらす「益虫」だ。ラブバグは人体に無害で、ダニなどの害虫を捕食する。幼虫は土の底に住み、落ち葉と有機物を分解するという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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