1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

大きな門、広い庭、瓦屋…韓国・地方都市にオープンの「韓屋リゾート」の満足度

KOREA WAVE / 2024年6月29日 15時0分

ソノインターナショナルが運営する「ハン・バイ・ソノ」(c)news1

【KOREA WAVE】「こっちに来なさい」。このセリフを叫ばなければならないような大きな門と広い庭、素敵な瓦屋の家と、その背後に広がる美しい周王山の麓まで、リゾートに入った瞬間、いつの間にか宿泊客は「大監様」に変身する。韓国慶尚北道青松郡に位置する韓屋リゾート「ハン・バイ・ソノ」だ。

韓国のレジャーインフラ企業「ソノインターナショナル」は先月、ソノベル青松リゾート近くに韓屋ホテル&ビレッジ「ハン・バイ・ソノ」をオープンした。ハン・バイ・ソノは元々地方自治体が運営していた「青松民芸村」をソノインターナショナルが賃借して運営する韓屋ステイだ。

ソノインターナショナルが運営する「ハン・バイ・ソノ」(c)news1

全客室が2つ以上の部屋を備える一軒家からなるバイソノは、敷地内を歩くだけでも時計の針を過去に戻したような経験ができる。現代の建築物よりは多少不便さを感じるかもしれないが、その不便ささえも特別な経験にするハン・バイ・ソノを訪れてみた。

ソノインターナショナルが運営する「ハン・バイ・ソノ」(c)news1

◇全室一軒家に…家族連れの宿泊に最適化

ハン・バイ・ソノの入り口に入ると、わらぶき屋根の「ウェルカムセンター」が訪問客を迎える。ホテルやリゾートで言えば「チェックインカウンター」だ。

ハン・バイ・ソノならではの特徴はといえば、チェックインの時にカードキーや鍵を受け取らないということだ。伝統韓屋にデジタルドアロックがあるはずがないからだ。ただし、韓屋の門の鍵を開けることができる暗証番号が伝えられる。

チェックインの案内を受けて、ビレッジで自分の客室を探すことになる。すべての客室は一軒家だ。門を開けて入ると、広い庭が訪問客を待っている。

庭には休憩できる縁台やピクニックテーブルが用意されている。夕食の時間になれば、ここから周王山の麓に沈む太陽を眺めながら、ソノベル青松がルームサービスする「バーベキュー盛り合わせ」を楽しんでみるのもお勧めだ。

ソノインターナショナルが運営する「ハン・バイ・ソノ」(c)news1

庭では最近の都市ではなかなか体験できない民俗遊びを体験することもできる。各客室には庭で楽しめるチェギチャギ(羽根のようなものを蹴り上げる遊び)、石投げ、ユンノリ(朝鮮の双六)などの道具が揃えられており、家族との思い出作りに良い。

他にも宿泊客は地下800m岩盤から湧き出る地下水を沸かした「ソルセム温泉」を利用できる。ソノベル青松が提供するいろいろな子ども用体験プログラムにも参加でき、子ども連れの家族連れの宿泊客にぴったりだ。

あるハン・バイ・ソノ関係者は「オープン以来、家族連れの宿泊客と40代50代の客が多く訪れる。外国人だけの宿泊客も週に2組以上訪れている」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください