韓国気象庁が「水爆弾」警告…損害保険会社は「非常対応チーム」
KOREA WAVE / 2024年7月6日 9時0分
【KOREA WAVE】韓国気象庁が、この夏はこれまで経験したことのない「水爆弾」(ゲリラ豪雨)が降る可能性があるとして警報を発令したことを受け、損害保険会社も車両の浸水被害などに備え「非常対応チーム」を稼働させている。
気象庁はソウル・京畿(キョンギ)地域の7月の予想降水量は平年より多い確率が50%だと見ている。
これに対し、DB損害保険は非常対応体系を運用している。全国156カ所に計6703台を収容できる車両保管所を確保し、危険地域の車両避難通知も実施する。
KB損害保険は損害発生の程度によって非常対応段階を細分化した。事前段階では浸水が懸念される地域の客に車両待避を案内し、浸水予想地域のパトロールで確認された危険車両は「緊急待避通知システム」に登録する。同システムは、集中豪雨、台風などによる車両浸水と高速道路内で2次事故の危険にさらされているドライバーに迅速に避難案内を提供するサービスだ。
問題が生じた際は、待機中の非常支援インフラを災害地域に全て投入し、被害を最小化させる。必要に応じて被害地域に補償支援人材を追加投入し、迅速な補償業務が遂行できるよう非常キャンプ地を確保し、対応するというのがKB損害保険の計画だ。
サムスン火災も本格的な梅雨に備え、車の浸水被害を減らすために「浸水予防非常チーム」を運用している。同チームは、集中豪雨による緊急事態発生時、客の同意の下、官公庁と協力して浸水危険車両を安全な場所に移動させたり、危険地域の事前浸水予防活動を実施したりしている。
非常チームは今年、さらに万全の準備をしている。低地帯など常習浸水地域93カ所、河川敷駐車場281カ所など全国374カ所以上の浸水予想地域リストをアップデートし、協力業者別にパトロール区域を決めて随時確認するという。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
増える集中豪雨対策に「避難スイッチ」 視覚効果で警戒呼びかけ 4年前被災の熊本で
産経ニュース / 2024年7月3日 19時34分
-
韓国・運転中に洪水警報地域に入ると「警報アラーム」…カーナビをアップデート
KOREA WAVE / 2024年7月3日 8時0分
-
「浸水地域と知られたくない」…ソウル「半地下」住宅に水止め板つけない「不誠実」家主
KOREA WAVE / 2024年6月20日 6時0分
-
「海外旅行で無事帰国なら祝い金」という保険、韓国で100万人加入…「保険の基本原理に反する」指摘も
KOREA WAVE / 2024年6月17日 7時0分
-
韓国・仁川空港で「旅客機炎上!」…大型・複合災害に備え、省庁横断で訓練
KOREA WAVE / 2024年6月10日 6時0分
ランキング
-
1北朝鮮がウクライナに派兵の可能性…ロシア占領地域、プーチン氏が要請か
読売新聞 / 2024年7月6日 5時0分
-
2EU議長国のハンガリー首相が独断で訪露 ウクライナ支援の先行き懸念
産経ニュース / 2024年7月5日 22時55分
-
3ゼレンスキー氏、スターマー英新首相と電話会談 支援継続の確約に謝意
産経ニュース / 2024年7月6日 9時43分
-
4バイデン大統領、選挙戦継続を改めて強調 撤退へ圧力強まる
日テレNEWS NNN / 2024年7月6日 17時2分
-
5シンベト元諜報員が非難 イスラエルの破壊者は「ネタニヤフ首相」
AFPBB News / 2024年7月5日 20時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください