韓国空港鉄道「新規電車製造プロセス」の映像公開…来年、9編成を追加運行
KOREA WAVE / 2024年7月14日 9時0分
【KOREA WAVE】韓国・空港鉄道はこのほど、路線周辺の開発で仁川桂陽駅と黔岩駅、金浦空港などで利用客が増加したことを受け、ソウル駅から仁川空港まで運行する新規車両9編成を追加製造し、来年投入すると明らかにした。併せて、来年運行予定の新規電車製造過程をユーチューブ映像で公開した。
空港鉄道の新規車両は現代ロテム昌原工場で製造される。製造過程には、全体の組立や溶接、塗装工程、断熱作業、サイドドア設置、屋上機器や車両内装設備などの映像が含まれている。
空港鉄道は2019年から列車増車事業を準備し、2022年1月に新規車両の製造に着手した。
新たに製作される新規車両は時速150㎞で運行できる高速列車で、2031年の空港鉄道高速化事業を念頭に設計された。
外観はシャープでスピード感を強調した前面部と、航空機の翼を表現した側面部が高速車両のイメージを強調している。
また、列車運行の安全性向上のために人工知能が主要装置の故障発生をリアルタイムで把握できる「状態基盤メンテナンスシステム」を導入し、▽高速型シングルアーム集電装置▽ホイールディスクを使用して制動性能向上▽騒音防止のためのプラスインドア適用▽無停電非常放送設備設置――により安全性を高めて製造される。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News
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