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暴力被害告白の韓国・大食いユーチューバー、「希少がん患者の店」のチキンを「食べて」激励

KOREA WAVE / 2024年7月18日 18時0分

ユーチューブキャプチャー(c)news1

【KOREA WAVE】韓国の大食いユーチューバー「ツヤン」(本名=パク・ジョンウォン)は、元交際相手から暴行を受けたことを明らかにしたことで、ユーチューブチャンネルの登録者数が1日だけで20万人も増えた。さらに、希少がんと闘病中のチキン店夫婦を紹介して話題になり、再び注目されている。

あるオンラインコミュニティに13日、「ツヤンが昔のチキンを4羽買った理由」というタイトルの投稿が上がった。ツヤンが2020年12月、京畿道議政府市緑陽洞にある昔ながらのチキン店を訪れた動画が添付されていた。

動画によると、チキン店オーナーの夫は希少がんと闘っており、新型コロナの影響を受ける中で、夫婦で苦労しながら店を営んでいるという。

オーナーの妻によると、夫の病気は脂肪肉腫という希少がん。2人は2013年に結婚し、子供もいる。夫は診断後、がんが3回再発したうえ、腸の癒着もあり、合計5回の手術を受けたという。

夫は手術を繰り返し受け、絶食していたころ、ツヤンの動画を見て、「本当においしそうに食べるなあ。こんなふうに思いっきり食べてみたい」とメッセージを残した。また「病気で貨物トラックの運転をやめざるを得なくなり、知人の紹介でチキン店を始めた。しかし、新型コロナ対策で、客が激減し、毎日が綱渡りだ」と苦労を打ち明けた。

この書き込みを見たツヤンは、すぐに夫婦のチキン店を訪問した。「あるもの全部ちょうだい」と言って、チキンをいくつか包んで持ち帰り、食べる様子をライブ配信した。ツヤンが動画でこのチキン店について言及すると、配達の注文が相次いだという。この店を紹介した動画には、ネットユーザーから夫婦へのメッセージも相次いだ。

妻は「夫は再びがんが再発したが、手術を受け、なんとか耐えている。応援してくれてありがとうございます」と答えた。

ネットユーザーからは「もうここで5回ほど食べた。親切で、おいしい店だ」「早く全快してほしい」「ツヤンはとても優しい」などの書き込みが相次いだ。

ツヤンは最近、元交際相手から4年間暴行、脅迫、恐喝されていたことを公表した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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