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ソウルのオゾン濃度、10年間で急上昇…注意報発令日数も急増

KOREA WAVE / 2024年9月6日 16時30分

ソウルのオゾンの年間平均濃度変化の推移(2000~2024)=ソウル市提供(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】ソウル市内の大気中オゾン濃度が過去10年で最も高くなっていることが判明した。

ソウル市が4日に発表したデータによると、年間平均オゾン濃度は2015年の0.024ppmから2024年には0.037ppmに上昇した。

今年のオゾン高濃度期間(5~8月)におけるソウル市の平均オゾン濃度は0.044ppmで、2000年の観測開始以来、最も高い数値となった。

また、オゾン注意報の発令日数も2015年の3日から2024年8月末時点で31日と約10倍に増加し、発令回数も4回から109回に急増した。注意報解除までの時間も2019年の2.6時間から2024年には3.2時間に延びている。

成層圏のオゾンは有害な短波長紫外線を防ぐ役割を果たすが、地表近くのオゾンは刺激性が強く、感覚器官や呼吸器に悪影響を及ぼす。

地表近くのオゾンは、紫外線と窒素酸化物、揮発性有機化合物の光化学反応によって生成される二次汚染物質で、特に夏季の晴天時に発生しやすい。

ソウル市は市民がオゾン注意報に対応できるよう、リアルタイムの大気質情報を提供している。9月以降も高濃度オゾンの発生が予想されるため、特に高齢者や子ども、呼吸器疾患を持つ人々は、注意報が発令された際に屋外活動を控えるよう呼びかけている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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