なぜ「ネイバー地図」が韓国旅行の必須アプリになったのか？

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【KOREA WAVE】韓国の大手ポータルサイトを運営するネイバーが提供する「ネイバー地図」が、日本語、英語、中国語などの多言語サポートを強化したことで、韓国を訪れる外国人旅行者にとって必須の旅行アプリケーションとなっている。

グローバル旅行サービス企業「トリップドットコム」は、最近「韓国旅行でおすすめのアプリ」12選を発表し、「地図・ナビゲーション」部門でネイバー地図を選出した。

トリップドットコムは「ネイバー地図は車両、公共交通、徒歩など多様な交通手段をサポートし、目的地までスムーズで正確に移動できる。リアルタイム交通情報も提供されており、渋滞など道路状況の把握も可能」と評価した。

ネイバー地図は、外国人観光客のニーズに合わせ、リアルタイム到着情報や代替移動手段、乗降案内を多言語で提供している。「公共交通ルート案内」の多言語サービスを利用すると、乗降案内や降車までに残る停留所・地下鉄駅の数、素早い乗り換えのための車両ドア位置や地下鉄出口番号などの案内をリアルタイムで受け取ることができる。

実際に文化体育観光省と韓国観光公社が「主要旅行アプリの動向・利用状況」を調査した結果、訪韓外国人の73.3％が地下鉄を主要な移動手段として利用しており、ネイバー地図は正確な公共交通の出発・到着時間や迅速な乗り換え情報を提供する点で高い評価を得ている。

また、ネイバー地図は「スマートプレイス」「MYプレイス」を中心に、国内最大規模の場所情報が集約されており、TikTokやYouTubeでもおすすめされている。

韓国旅行のヒントを共有するYouTuber「Your Korea Friend」は、ネイバー地図の検索方法や公共交通の利用法、場所の「保存」機能を紹介する動画を公開し、その視聴回数は11万回に達している。

米国YouTuber、ジェシカ・ポクバイは、ネイバー地図を使ってカフェを訪れる様子を共有し、「公共交通のリアルタイム到着時間や乗り換え情報を便利に確認でき、迷わず利用できた」と語った。

ネイバー地図は、翻訳サポートの範囲も拡大する。最近、プレイス詳細ページ内の多言語サポート範囲を、店舗名、住所、営業時間、タブ、付加情報（駐車場の有無、持ち込み料無料、団体席、ペット同伴の可否）などに加えた。

ネイバーの関係者は「エンデミック後、訪韓する外国人が増えており、ネイバー地図はレビュー翻訳やプレイスフィルタ翻訳など、外国人ユーザー向けの多言語サポートを強化する予定だ」と述べた。

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