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韓国・高齢ドライバー事故、3年間で27.5%急増…5年間増え続ける

KOREA WAVE / 2024年9月27日 11時30分

ソウルの道路沿いに掲げられた「高齢者運転免許を返納し、交通カードの支援を受けてください」という垂れ幕(c)news1

【KOREA WAVE】韓国でこの3年間、65歳以上のドライバーが起こした交通事故が30%近く増えたことがわかった。高齢ドライバーの交通事故を減らす対策が急務になっている。

警察庁の「65歳以上の高齢ドライバーの交通事故現況」によると、2020年に3万1072件だった高齢ドライバーの事故は昨年3万9614件で27.5%急増した。

65歳以上の高齢ドライバーの事故は、最近になって急増している。2020年3万1072件、2021年3万1841件、2022年3万4652件、2023年3万9614件と増加の一途をたどっている。

交通事故全体のうち、高齢ドライバーの割合も5年連続で上昇している。2020年に14.8%にとどまっていたのが、昨年は20%まで増えた。

2020年から4年間における法規別増加推移をみると、▽安全運転不履行(1万6825→2万1653)▽安全距離未確保(3291→4670)▽信号違反(3539→4614)▽交差点通行方法違反(2192→2389)▽中央線侵犯(1462→1766)▽歩行者保護不履行(918→1445)など、すべての類型の事故件数が増えた。

韓国政府は昨年3月、「高齢ドライバーの安全のために運転免許の自主返納を推進し続ける」としている。また特定条件でのみ運転を許容する条件付き免許制の導入も検討するとも明らかにしている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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