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韓国ファッションプラットフォーム…新ブランド取り込み売り上げ10倍増

KOREA WAVE / 2024年9月29日 12時0分

ザ・現代ソウルのジグザグポップアップストア=カカオスタイル提供(c)news1

【KOREA WAVE】K-ファッションやビューティー業界が世界的に活況を呈する中、韓国のプラットフォーム業界がこれらブランドの強力な支援者として注目を集めている。プラットフォームは、新しいブランドを発掘・育成し、売り上げを伸ばして共に成長するモデルを構築している。

新世界グループのファッションプラットフォーム「Wコンセプト」は、コンテンポラリーブランド「ドローフィットウーマン」を取り込み、10カ月で売り上げを10倍に増やした。

もともとメンズブランドとしてスタートしたドローフィットは、昨年11月に「ドローフィットウーマン」を公開し、Wコンセプトに入店した。その後、ドローフィットウーマンは1年も経たないうちに累計売り上げ20億ウォン(約2億1800万円)を突破するなど、急成長を遂げた。

この急成長の背景には、ブランドとプラットフォームの相乗効果がある。ブランドの製品競争力に加え、Wコンセプトが持つ顧客データやトレンド分析が後押しし、女性ブランドとしてのポジションを確立することができた。

WコンセプトのMDは、ドローフィットウーマンが入店してすぐにアウターに強みがあることに気付き、さまざまなアウター企画展に参加させる機会を与えた。

実際、ドローフィットウーマンの主力商品である「2ボタンオーバーフィットシングルブレザー」は、Wコンセプト内で1万枚以上販売され、現在も10回目の追加生産中だ。

Wコンセプトは、プレショーやWウィークなどの大型イベント、ウィークエンドオフやワンデイ特価といった大小さまざまなイベントにブランドを積極的に参加させ、商品露出を拡大してきた。

一方、カカオスタイルが運営するスタイルコマースプラットフォーム「ジグザグ」は、ビューティーブランドと提携して「ジグザグビューティー」内に「MDピック」コーナーを設け、独自の企画商品を提供している。

これは、インディーブランドの新規顧客獲得や取引額増加を目的とし、インフルエンサーとのコラボやライブ放送など、多様なコンテンツを開発している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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