韓国初の「超小型群集衛星」本格稼働へ…高精度映像で安全保障・災害対応強化
KOREA WAVE / 2024年11月10日 9時0分
【KOREA WAVE】韓国の「超小型群集衛星1号」が半年間の初期運用を終え、本格的な任務に突入した。この衛星は今後3年間、朝鮮半島や周辺海域の高解像度映像を撮影し、国家安全保障や災害対応に寄与する。
韓国の宇宙航空庁と国家情報院は6日、今年4月に打ち上げた「超小型群集衛星1号」の任務開始を記念し、研究開発に関わった関係者を称える式典を開催した。
式典には、宇宙航空庁や国家情報院、韓国科学技術院人工衛星研究所、韓国航空宇宙研究院、韓国国土情報公社など多くの関係者が出席した。
超小型群集衛星は、総計11基で構成され、朝鮮半島や周辺海域を高頻度で監視するために開発された。2020年より、KAISTが宇宙航空庁と国家情報院の支援を受けて、国内初の超小型衛星群集システムを実現する地球観測衛星プロジェクトを進めている。1号機は半年間にわたる画像の調整・検証作業を終え、今後3年間にわたり国内外の関心地域で高解像度画像を提供し、国家安全保障および災害・危機対応に貢献する予定だ。
この日公開された映像には、車両や都市建物が鮮明に映り込んでいる。重さ100kg級の超小型衛星としては世界最高水準の画質を誇る。宇宙航空庁のユン・ヨンビン庁長は「成功した打ち上げと高画質映像の生産は、韓国の宇宙産業力を一段と引き上げた」と述べ、今後も国家情報院との連携を強化し、超小型衛星の活用分野を拡大していく意向を示した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
韓国、2032年に独自の月着陸船の打ち上げへ…次世代発射体で挑む探査計画
KOREA WAVE / 2024年11月14日 13時0分
-
韓国、国際宇宙ステーションで太陽観測…来月から約1カ月間
KOREA WAVE / 2024年11月14日 8時0分
-
韓国で高まるサイバーセキュリティーへの脅威…頻発する北朝鮮・ロシアの攻撃
KOREA WAVE / 2024年11月12日 8時0分
-
北朝鮮、ICBMを初めて「正常角度」で発射か…米大統領選挙戦に合わせて強行する可能性
KOREA WAVE / 2024年10月27日 10時0分
-
「成層圏での太陽光ドローン」…韓国で商用化の推進が本格化
KOREA WAVE / 2024年10月24日 8時0分
ランキング
-
1アイスランドで火山がまた噴火 この1年で7回目
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 8時36分
-
2ロシア発射ミサイルは新型中距離弾道弾、初の実戦使用=米国防総省
ロイター / 2024年11月22日 9時56分
-
3レバノン東部空爆47人死亡 イスラエル、ヒズボラ停戦交渉中
共同通信 / 2024年11月22日 7時13分
-
4【トランプ圧勝後の国際情勢を石平氏が分析】アメリカの“中国潰し”で習近平政権が“媚日”を図る可能性 日本に求められるのは“戦略的傍観”
NEWSポストセブン / 2024年11月22日 7時15分
-
5「子どもたちの遺体を見るのはつらい」──ウクライナ ロシア軍が住宅地に攻撃
国境なき医師団 / 2024年11月22日 12時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください