韓国“無断キャンセル”の泥沼…今度は軍部隊をかたり「豚肉定食50人分」注文、そして現れず

「痛いから社長だ」キャプチャー(c)news1

【KOREA WAVE】韓国仁川（インチョン）市で軍部隊所属を名乗る男性が飲食店に大量の料理を注文した後、連絡を絶ち、経営者の親族が被害を訴えている。

16日に自営業者向けオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に「軍部隊を装った虚偽注文に遭いました」という投稿があり、明らかになった。

投稿者は飲食店経営者の子ども。それによると、仁川市永宗島（ヨンジョンド）で食堂を営む両親が13日、50人分の豚肉料理の注文を受けた。14日午後2時に受け取りに行くという内容だった。ところが約束の時間を過ぎても注文した男性は現れず、両親が警察に通報した。

注文した男性は「近隣の軍部隊所属のキム・ドンヒョン」と名乗り、公文書を装った注文書を送って信用させていた。店には軍人の常連客が多かったこともあり、両親は疑うことなく応じていた。

大量に作った料理は地域の障害者協会や福祉団体に寄付したという。投稿者は「両親が涙を流しているのを見て胸が痛んだ」と話した。

ネットユーザーからは「軍部隊に確認すべきだ」「偽公文書だとすぐ分かる」といった指摘が寄せられた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News