尹大統領、黙秘権行使…午前の取り調べは2時間半、録画も拒否

15日午前、高位公職者犯罪捜査処に到着し、取調室に向かうユン大統領＝共同取材(c)news1

【KOREA WAVE】内乱の首謀者の疑いを受けているユン・ソンニョル（尹錫悦）韓国大統領が、黙秘権を行使し、高位公職者犯罪捜査処（公捜処）の調査で供述を拒否している。

公捜処関係者は15日、政府果川（クァチョン）庁舎で記者団に「（ユン大統領が）現在、供述を拒否している」と明らかにした。

公捜処によると、ユン大統領はこの日、公捜処338号映像録画調査室で午前11時から午後1時30分までの約2時間半にわたり取り調べを受けた。公捜処は午後2時40分から午後の取り調べを再開するとしている。

公捜処の関係者は「被疑者が拒否しているため、映像の録画も進行できなかった」と述べた。

ユン大統領には昼食として弁当が提供されたという。公捜処関係者は「食事をしたかどうかはわからない」と説明した。

ユン大統領の午前の取り調べは、イ・デファン公捜処次長が担当し、午後はイ・デファン部長検事が引き継ぐ。

公捜処と警察で構成される合同捜査本部は同日午前10時33分、ユン大統領に対する逮捕状を執行した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News