1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

韓国・高校生1人当たり月8万円の負担…保護者4人に3人「私教育費が重い」

KOREA WAVE / 2025年1月26日 13時0分

ソウル市江南区大峙洞にある学習塾街(c)news1

【KOREA WAVE】韓国で中学生や高校生を持つ保護者の約75%が私教育費に負担を感じていることがわかった。特に学校段階が上がるにつれて支出の増加が顕著で、負担感がさらに高まる傾向がある。

韓国教育開発院が発表した「2022年教育世論調査」によると、高校生の保護者の77.1%が私教育費の支出に負担を感じていると回答した。中学生では76.2%、小学生では54.4%と、学年が上がるほど負担感が増していることが伺える。

また調査対象を全国の成人男女に広げた場合、中学生にかかる私教育費の負担が高校生を上回るという意見がわずかに多かった。中学生への支出を負担と感じる人は75.3%、高校生は74%、小学生は60.7%だった。

高校生1人当たりの月平均私教育費は74万ウォン(約8万500円)で、中学生の59万6000ウォン(約6万4800円)、小学生の46万2000ウォン(約5万2400円)を大きく上回った。このように支出が増える中、私教育を利用する主な理由として「塾に通わせないことで感じる不安感」が挙げられた。この不安感は学年が上がるにつれて強まる傾向があり、幼稚園児を持つ保護者では36.8%だったのが、小学生で37.2%、中学生で47.2%、高校生では47.7%に達した。

学歴主義や大学序列化が私教育の過熱を招く要因について、回答者の80%以上が「変化しない」または「さらに深刻化する」と予想している。「大きな変化はない」とした回答は48.3%、「さらに深刻化する」としたのは34.2%で、これに対し「緩和される」と答えたのは11.1%に過ぎなかった。

大学入試で最も重視すべき項目として挙げられたのは「特技・適性」(28.2%)で、これに続いて「性格・ボランティア活動」(25.1%)、「大学修学能力試験」(24.6%)がランクインした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください