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旧正月を拘置所で迎えた尹大統領…心配事は「国民生活」「若者たち」そして「妻」

KOREA WAVE / 2025年1月31日 13時0分

1月23日、弾劾審判第4回弁論期日に出席するユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領(c)news1

【KOREA WAVE】内乱罪で起訴されたユン・ソンニョル(尹錫悦)韓国大統領が28日、弁護団との面会で、複雑な心境を表すとともに、国民の生活や妻キム・ゴニ(金建希)氏の健康状態への懸念を述べた。

ユン大統領の代理人であるソク・ドンヒョン弁護士は「大統領は、冷え込む拘置所で旧正月を迎えた心境や、現職の国家元首としての立場で現在の状況にどう向き合うべきか、深い思いに沈んでいる様子だった」と語った。ユン大統領自身の困難については言及せず、むしろ「国民生活の困難さや未来を担う若者たちが希望を失わないかが心配だ」と述べたという。

また、ユン大統領は15日以降、キム・ゴニ氏に会えていないことに触れ、「健康がすぐれないと聞いているが、どのような状態か気にかかる」と述べ、体調を案じる様子を見せた。

この日、弁護団はユン大統領と、ソウル中央地裁で予定される刑事裁判や、憲法裁判所で進行中の弾劾審判について話し合った。ユン大統領は、自身が起訴された「内乱首謀」罪について「今回の戒厳令がどうして内乱とされるのか、到底理解できない」と強く反論した。

ユン大統領は、戒厳令について「巨大野党による議会独裁が国を危機に陥れると判断し、主権者である国民に危機を訴えようと、憲法の権限に基づき宣言した」と説明している。また、戒厳令は国会が憲法に基づき解除を要求したため、速やかに解除したものであり、全てが憲法の枠内だったと主張した。

さらに、戒厳令下で血なまぐさい事態や人的被害が一切発生しなかった点を強調し、「政治家を排除したり拘束したりする試みもなかった」と述べた。

ユン大統領は戒厳令を長期化させるつもりは全くなかったと強調し、「戒厳を発令する際、国会から解除要求が速やかに来ることを予測しており、長期間維持する計画も意図もなかった」と弁護団に述べたという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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