ミサイル部品と肉を交換?…北朝鮮とベラルーシに浮上した“制裁回避取引”
KOREA WAVE / 2026年2月12日 8時0分
【KOREA WAVE】北朝鮮が2025年末、ベラルーシにミサイル発射台車両向け部品を供給する一方、見返りとして数千トン規模の肉類を受け取った可能性が浮上した。両国が「ロシアの友好国」という結び付きを背景に、経済・軍事面の接触を強めているとの見方が出ている。
米国の北朝鮮専門メディアNKニュースは7日、ベラルーシの独立系メディアを引用し、昨年末に数十万ドル相当のベラルーシ産牛肉、鶏もも肉、缶詰肉や内臓が鉄道で北朝鮮へ輸出されたと報じた。取引は、ポーランドに拠点を置く第三国企業が商品を購入し北朝鮮へ送る形を取り、専門家は制裁回避を狙った典型的な迂回取引だと指摘している。
近年、北朝鮮とベラルーシは関係強化を進めてきた。2025年7月にはマクシム・リジェンコフ外相が平壌を訪問し、同年10月にはチェ・ソニ(崔善姫)外相がベラルーシを訪れ、リジェンコフ外相と会談した。さらに2025年9月、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が北京での行事出席に合わせ、ルカシェンコ大統領と会い、平壌への招待を伝えたとされる。
一部では、北朝鮮がベラルーシに重要な軍需物資を供給している可能性も取り沙汰される。セキュリティ分析企業がまとめた報告書によると、北朝鮮はベラルーシにある大陸間弾道ミサイル用移動式発射台の生産企業に対し、自動車部品を提供した疑いがある。具体的には、精密操舵システム、電子制御モジュール、ポリウレタン製ホースなどが含まれるという。
こうした動きは、国連安全保障理事会決議2397号および2375号に反する可能性が高い。今後も両国が国際社会の制裁を回避し、軍需・輸送関連物資の取引を続ける恐れがあるとして、警戒が強まっている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
北朝鮮、ベラルーシの軍需産業を部品供給で支援 制裁下で進む「露朝白」三角連携の実態
デイリーNKジャパン / 2026年2月9日 6時48分
-
北朝鮮、ベラルーシにミサイル発射台部品を輸出
デイリーNKジャパン / 2026年2月7日 14時1分
-
北朝鮮研究者が国際論文に続々登場…中国との共著が制裁違反の可能性も
KOREA WAVE / 2026年2月2日 7時50分
-
北朝鮮・金正恩総書記の「広範な現地指導」が急減…ベネズエラ大統領拘束・無人機侵入後、身辺安全を警戒か
KOREA WAVE / 2026年1月16日 15時43分
-
北朝鮮、中国車を模倣した新型「千里馬」セダンでタクシー供給を拡大
KOREA WAVE / 2026年1月16日 10時0分
ランキング
-
1台湾総統、中国が台湾併合なら「次は日本」「対外拡張の歩みはいっそうひどくなるだろう」
読売新聞 / 2026年2月13日 18時30分
-
2長崎県沖で中国漁船拿捕 中国外務省「漁業従事者の権益を断固として守る」
日テレNEWS NNN / 2026年2月13日 17時26分
-
3中国、週末から「史上最長」春節連休 海外旅行増も日本は人気上位から陥落
産経ニュース / 2026年2月13日 13時43分
-
4米国、石油大手にベネズエラでの操業再開を許可 新規投資も承認
ロイター / 2026年2月14日 1時36分
-
5米政権がアリババや百度を中国軍支援企業リストに追加、その後撤回
ロイター / 2026年2月14日 1時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
