強烈寒波に備えて！水道管凍結防止のポイントは？少しの手間で大きな効果が

ＫＲＹ山口放送

　厳しい寒さによって、今後、水道管の凍結などが予想されます。

　凍結防止に向けてのポイントを下関市上下水道局で取材しました。

　（下関市上下水道局給水課　佐藤広紹課長補佐）

「気温がマイナス4度以下になると水道管の中の水が凍って水が出なくなったり水道管が破損する恐れがあります」「水道管が凍りやすい場所例えば北側の日の当たらない場所、風の強い場所、水道管が露出している場所」

　まずは、むき出しになっている蛇口の防寒対策、少しの手間で大きな効果をもたらします。

（佐藤広紹課長補佐）

「用意するものはタオルなどの布切れ、テープ、ビニール袋」「まずむき出しになっている蛇口に冷たい空気が触れないように布切れを巻きます」「布切れを巻いたらテープで固定します「」最後に布切れが濡れないようにビニール袋をかぶせます」「ビニールをとめたら終了です」

　この際、水が来る蛇口ハンドルよりも後ろの根本部分にしっかりタオルを巻き付けるのがポイントです。

　メーターボックスの中にある水道管も冷たい空気にさらされているため凍結を防ぐ対策が必要です。

　丸めた新聞紙や布切れ、発泡スチロールなどをビニール袋に入れてメーターボックスの隙間を埋めます。

　でも、水道管が凍ってしまったら…その際も慌てないことが大切です。

（佐藤広紹課長補佐）

「水道管が凍ってしまった場合は自然に解けるのを待つか凍った部分にタオルなどの布切れをかぶせその上から30度から40度のぬるま湯をかけてゆっくり溶かしてください」

　熱湯を注ぐと、水道管などを破損させることがあるためぬるま湯をかけることがポイントだということです。

　下関市上下水道局ではホームページで保温材を使った防寒対策なども動画で紹介していて早めの対応を呼びかけています。

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