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【NYタイムズ行くべき52か所】同時通訳機器に観光タクシー…山口市が5つの取り組み発表

KRY山口放送 / 2024年1月25日 17時8分

KRY山口放送

 NYタイムズの記事を受けて山口市は様々な取り組みに乗り出します。

 山口市の伊藤和貴市長は外国人旅行者へ対応するため同時通訳機器の活用や3月から観光循環タクシーの運行を目指すと発表しました。

(伊藤和貴市長)

「山口市の普段の姿や暮らしぶり、先達から引き継がれた歴史文化の魅力、いわばあるがままの山口市の姿を今回の評価を契機に国内外から多くの皆さんにお越しいただき存分に感じていただければ」

 伊藤市長は定例会見でNYタイムズの記事を契機とした5つの取り組みを発表しました。

 具体的には、外国人旅行者への対応として観光案内所の職員や観光ガイドが使用する同時通訳機器を導入すること、また、ネット環境整備としてWi-Fiの設置箇所を増やすこと、さらに店舗のキャッシュレス決済設備の導入費も支援します。

 また、ことし3月からJR山口駅から瑠璃光寺方面に向かうジャンボタクシーの運行を目指し交通事業者と調整していることを明らかにしました。

(伊藤市長)

「基本的には山口駅をおりて美術館、博物館と言った文化施設ゾーン、それから五重塔、大内文化ゾーン、それから山口駅に帰ってくるぐるっとした回遊コースを想定しています」

 このほか、現在行っている五重塔のプロジェクションマッピングも時間や期間を延長し毎日午後9時まで期間も3月末までとなります。

 全ての取り組みにはおよそ2000万円かかる予定で今後、新年度予算案でも新たな取り組みを発表する方針です。

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