節分には大きなものを食べる！？ 山口・下関市で学校給食にクジラ料理が登場

ＫＲＹ山口放送

　2月3日は節分です。山口県内には、節分に大きなものを食べると縁起がよいとクジラを食べる地域があります。

　下関市と長門市の小中学校の給食にクジラ料理が出されました。

　下関市の角倉小学校の給食にはニタリクジラの赤肉を使った竜田揚げが登場しました。

　捕鯨のまちとして知られる下関市と長門市では2012年度から節分の時期に合わせて小中学校の給食でクジラ料理を出しています。

（教育長）

「節分の日に大きいものを食べるわけどう想像する？」

（児童）

「大きくなるため」

　山口県内、特に山陰側では節分に大きなものを食べて邪気をはらう風習がありクジラを食べるとよいとされています。

（児童）

「普通のお肉よりもヘルシーでとても美味しかったです」

（児童）

「めっちゃ美味しいです学校であまり出ることがないのでここで食べるのは貴重だと思いました」

　クジラ料理は下関市と長門市の小中学校などでおよそ1万8500食提供されました。

　また下関市では2月9日語呂合わせで「フクの日」にちなみフグ鍋が給食で出される予定となっています。

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