傷害と建造物侵入の疑いで逆送致されていた米軍人の少年に対し罰金10万円の略式命令

ＫＲＹ山口放送

米軍人が岩国市内の店舗に侵入し、男性が大けがを負った事件で、傷害と建造物侵入の疑いで逆送致されていた米軍人の少年に対し、岩国簡易裁判所は3月7日、罰金10万円の略式命令を出しました。

略式命令を受けたのは、米軍人の少年です。

少年は去年11月、岩国市内の店舗に侵入し、従業員の男性ともみ合いの末負傷させたとして、ことし2月5日に書類送検され、その後、傷害と建造物侵入の犯罪事実で山口家裁岩国支部に送致されました。

これに対し、山口家裁岩国支部は2月21日、「刑事処分が相当」として検察へ送り返す「逆送」を決定していました。

岩国区検察庁は3月7日、この米軍人の少年を傷害と建造物侵入の罪で略式起訴し、岩国簡易裁判所は同日、少年に対し罰金10万円の略式命令を出しました。