新しい捕鯨母船・関鯨丸を引き渡し 4月には関係者向けの船内見学会も
KRY山口放送 / 2024年3月29日 16時42分
下関市の造船所で建造が進められていた新しい捕鯨母船・関鯨丸が完成し、会社側に引き渡されました。
新しい捕鯨母船・関鯨丸は、東京の捕鯨会社・共同船舶がおよそ75億円をかけ下関市の旭洋造船で建造を進めていました。
船の操舵室で行われた神事では、神職が祝詞をあげて航海の安全などを祈願しました。
日新丸に代わる捕鯨母船・関鯨丸は、全長がおよそ113m、総トン数は9300トンで、航続距離はおよそ1万3000km、南極海に行くこともできます。
国産の捕鯨母船の建造は73年ぶりという事です。
調印式では共同船舶の所英樹社長らが証書に署名し、関鯨丸が共同船舶に引き渡されました。
(所英樹社長)「沖合母船式捕鯨を未来永劫に続けること。関鯨丸ができたことによって最低でも30年はこれから続けていける。出来ればその次もその次も。旧日新丸の方から様々な機器を本船に移設しています。移設という作業がありましたので、途中で一部の壁に穴を開けて大きいものを入れていくとか様々な工程上の苦労があった。」
関鯨丸は保冷設備として使用するリーファーコンテナを積みこむため、沖合人工島・長州出島へと向かいました。
4月3日には、関係者向けの船内見学会も予定されています。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
【農林水産省】最新鋭の捕鯨母船が完成 国産は73年ぶり
財界オンライン / 2024年5月2日 15時0分
-
本物を食べれば絶対に感動する…「カタい」「クサい」というクジラ肉が高級食材として最高値を更新しているワケ
プレジデントオンライン / 2024年4月5日 11時15分
-
クジラ漁をあきらめたくない…元コンサルの社長が「国の補助金ゼロ」でも73年ぶりに捕鯨母船を新造したワケ
プレジデントオンライン / 2024年4月4日 11時15分
-
新捕鯨母船「関鯨丸」の船内を公開!新たな機能満載で関係者の期待も高まる!!
KRY山口放送 / 2024年4月3日 19時50分
-
世界唯一かつ超特殊! 73年ぶりの新造「捕鯨母船」ついに完成 “カーフェリーっぽいカタチ”こそ新時代!
乗りものニュース / 2024年4月3日 9時42分
ランキング
-
1害虫駆除、高額請求トラブル急増 若年層被害多く、ゴキブリ依頼
共同通信 / 2024年5月2日 19時36分
-
2研修で用意された部屋に「タバコの臭いや換気扇のほこり」、20歳代の女性市職員が職務拒否…市が戒告処分に
読売新聞 / 2024年5月1日 6時43分
-
3遺体処理の報酬得て大阪府内で遊興か 〝実行役〟の容疑者2人、那須2遺体事件
産経ニュース / 2024年5月2日 10時46分
-
4トラブル相次ぐ看護学生の「お礼奉公」、系列病院が不採用なら奨学金返還義務?…訴訟に発展
読売新聞 / 2024年5月2日 13時53分
-
5「やっとスーパーに通える」 輪島・白米千枚田の国道が通行可能に
毎日新聞 / 2024年5月2日 18時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください