【山口天気 夕刊5/21】南西諸島が梅雨入り…山口県も今週後半は空気に湿気増える見込み 雨量多めの梅雨~猛暑の夏への準備も着々と!
KRY山口放送 / 2024年5月21日 18時56分
きょう21日(火)も県内は安定した晴天の一日で、山口と広瀬で前日に続く2日連続の気温30度以上の真夏日となったほか、玖珂でも真夏日を観測。また、防府、岩国、柳井、安下庄と瀬戸内側の地点で今年一番の暑さとなりました。
一方で日本列島は南から雨の季節へ…きょう21日(火)、沖縄地方、奄美地方の梅雨入りが発表されました。いずれも平年より遅い梅雨入り発表ではあったものの、宮古島地方で一時大雨警報が出るなど、いきなり梅雨は最盛期の様相となっています。
南西諸島に横たわる「梅雨前線」は、今週後半はわずかですが北上の兆しがあります。県内は大きな天気の崩れにはならないものの、少々雲が目立つタイミングがあるほか、南から湿った空気が入りやすくなることで、これまでのカラッとした暑さから、少々ムシムシ、ジメジメ空気へ体感が変わっていく、と見込んでいます。
湿気の多い不快指数が上がる暑さの季節が徐々に迫ってくることを踏まえて、今のうちのカラッとした空気を、衣替えや布団干し等、有効活用を心がけていきましょう。
あす22日(水)の県内は、やや薄雲が目立つ空となりそうですが、日差しはまずまず十分届き、お洗濯などは問題なしの穏やかな天気。日中の気温は30度には一歩届かないものの、多くの所で25度以上の夏日にはなり、昼間は半袖の服装で、ちょうど過ごしやすいくらいとなるでしょう。
木曜日は、やや雲は多い天気ですが大きな崩れはなく、金曜日、土曜日は再び日ざし十分。一方で、今週前半より南から流れ込む湿気が多くなり、空気はムシムシ・ジメジメ感が次第に増してきそうです。日曜日はゆっくり天気は下り坂に向かっていき、来週前半は一時的にやや強く雨が降る可能性があります。
そして気象台からは、梅雨から夏の天候の見通し、3か月予報が発表されました。注目すべき特徴としては、気温は平年並みか高めで高温傾向が続く気配であることと、梅雨の時期である6~7月で、降水量が平年並みか多め、というところです。
南米沖の海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」の発生が、これから見込まれることが予報の主な根拠で、そうなると夏の高気圧が例年より日本への張り出しが強く、梅雨の時期は、梅雨前線が度々日本付近に北上しやすくなり、西日本でも度々大雨に注意、梅雨明け後は、がっちり夏の高気圧に覆われて猛暑に注意、という見通しです。
ざっくりとした見通しではあるものの、梅雨~夏本番の準備は着々と進めておきたいところです。
大雨の際の避難経路、場所など防災行動の確認や、夏に大活躍となるエアコンの動作確認は、天気が落ち着いているうちに行っていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
この記事に関連するニュース
-
東北北部が梅雨明け 平年より5日遅い 今年すべての地域で梅雨が終了
ウェザーニュース / 2024年8月2日 11時0分
-
【山口天気 朝刊7/23】ジリジリと日ざしが照りつける一日に 引き続き熱中症警戒アラートが発表中 きょう23日(火)も水分補給の徹底を
KRY山口放送 / 2024年7月23日 7時4分
-
【山口天気 夕刊7/22】梅雨明けとともに猛暑が一段と加速…当面は危険な暑さ止まらず 台風3号も県内には寄り付かず
KRY山口放送 / 2024年7月22日 19時27分
-
九州北部地方が梅雨明け 平年よりも3日遅い 気象台発表
ウェザーニュース / 2024年7月22日 11時1分
-
四国地方が梅雨明け 平年とほぼ同じ長さの梅雨に 気象台発表
ウェザーニュース / 2024年7月19日 11時0分
ランキング
-
1尖閣・魚釣島にメキシコ国籍の男性が上陸、「カヌーで与那国島から漂流」…海保が救助
読売新聞 / 2024年8月17日 22時50分
-
2ハチに刺された男性が死亡 アナフィラキシーショックか 8日前に腕など複数刺され搬送 長野・伊那市
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月17日 18時56分
-
3若者の自殺防止に取り組む相談窓口が慢性的人員不足 SNSは毎月1万人前後がアクセス
産経ニュース / 2024年8月17日 17時26分
-
4台風離れ、Uターン本格化 災害警戒で予定変更の人も
共同通信 / 2024年8月17日 17時41分
-
5制限区域ではさみ紛失 新千歳空港で保安検査一時中断 帰省客で混雑
毎日新聞 / 2024年8月17日 14時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください