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新紙幣発行 日本銀行下関支店でも初日に約224億円払い出し

KRY山口放送 / 2024年7月3日 11時58分

KRY山口放送

20年振りとなる新しい紙幣が3日に発行され、日本銀行下関支店でも山口県内の金融機関に対し、新しい紙幣での払い出しが行われています。

日本銀行下関支店では、午前8時から職員が現金を数えるなどして、県内の銀行や信用金庫に対する払い出しの作業が行われています。

紙幣のデザインが変更されるのは2004年以来20年振りです。

新たな紙幣は一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札は北里柴三郎の肖像がデザインされています。

また、紙幣のデザイン変更は、偽造防止の強化や、誰もがより利用しやすいユニバーサルデザインの導入が主な目的となっています。

新たな偽造防止の技術として、紙幣に世界で初めて3Dホログラムを導入したほか、肖像画の背景に非常に細かいすき入れ・すかしが入っています。

また、額面の表記の数字をこれまでより大きく目立つようにしています。

(支店長)「新しい銀行券を使って、より活発に経済活動をしていただきたいというのは私どもの共通の願い。」

日本銀行下関支店では3日に、新たな紙幣で約224億円の払い出しを行う予定です。

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