救難飛行艇ＵＳ２に地元中学生が体験搭乗 岩国商工会議所は飛行艇の博物館誘致を目指す

ＫＲＹ山口放送

国内で唯一、海上自衛隊岩国基地に配備されている救難飛行艇に地元の中学生が体験搭乗しました。

岩国基地で生徒が乗り込んだのは、海上自衛隊の救難飛行艇ＵＳ２です。

国内で唯一、岩国基地に配備されていて、波の高さが3mの海にも着水できる「世界最高の性能を持つ救難飛行艇」とされています。

1976年の部隊発足以降、のべ1047人を救助しています。

「こども飛行艇教室」は、飛行艇の博物館誘致を進める岩国商工会議所が機運醸成のため、海上自衛隊の協力のもと毎年開いています。

中学生を乗せた機体は岩国基地を離陸後、沖合の訓練海域で離着水を繰り返しました。

（男子生徒）「着水できるところや、どんどん加速するところがすごいと思った」

（女子生徒）「初めて飛行機に乗ったので、それに加えて海への着水でわくわくと怖いのが混ざってよく分からなかった。（着水）2～3回目からは楽しいが勝った。」

生徒たちはパイロットらが訓練に使うシミュレーター装置も訪れ、US2の操縦を疑似体験しました。

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