「還付金があります」市役所の職員をかたるうそ電話詐欺 下松市の60代女性が現金約50万円被害

資料：山口県警

市役所の職員をかたるうそ電話詐欺で下松市の60代の女性が現金約50万円をだまし取られる被害にあいました。

警察によりますと8月2日、下松市に住む60代の女性の家に下松市役所の職員を名乗る男から「還付金があります。手続き方法を教える者に電話をさせます。携帯電話番号を教えてください。」などと電話があり、話を信じた女性は電話番号を伝えました。

その後、手続方法を教える男から電話で「ATMで還付金の手続きを行う」と指示をされ、女性は下松市内の金融機関で指示通りATMを操作。

女性の口座から相手の口座に約49万9000円が送金されだまし取られたということです。

取引の明細を見て不審に思った女性が金融機関に相談し被害が発覚しました。

警察はATMを操作してお金が戻ることはないので、ATMで還付金の手続きができるなどの電話はうそ電話詐欺であることを疑い、警察や家族に相談するよう呼び掛けています。