記者が昼食をとりに中心市街地へ…遭遇したのは体長１ｍ、成獣のイノシシ

ＫＲＹ山口放送

ことし最後の kry news every. まずはちょっとびっくりの映像から。きょう正午すぎ、山口市の中心商店街にイノシシが出没、およそ2時間、市内を徘徊しました。

幸いなことにけが人はありませんでした。

（記者）

「やべやべやべ、これはやばい」

午後0時すぎの山口市道場門前。

中心商店街に現れたのは体長1mちかい成獣とみられるイノシシです。

KRYの記者の前に現れました。

イノシシは道路をゆっくりと歩きながら徐々に北上。

（パトカー）

「イノシシ近づかないように」

110番通報を受けたパトカーも駆け付け、注意を呼び掛けながら後を追います。

一度は、壁に囲まれた駐車場に入りますがその後もイノシシは移動を続けます。

カメラがその姿を最初に捉えた中心商店街から山口高校のグラウンドを通過しておよそ2キロ。

市の担当者も捕獲用の網を持って駆け付けますが110番通報からおよそ2時間後。

イノシシは片側2車線ある国道9号を越え、山へ去っていきました。

（山口市農業振興課 國重寛治さん）

「いまのところ。山に入ったので探すことはできない」「近隣の住民には出没したことをお伝えする」

山口市ではきのうも中心商店街にほど近い大殿地区で成獣とみられるイノシシの目撃情報があり、市は、ワナをしかけるかどうか検討するということです。

なお、けが人はありませんでした。