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裁判所でパワハラ 男性書記官(50代)が国を提訴 上司から叱責や侮辱的な発言…うつ状態と適応障害の診断受け休職 岡山地裁

KSB瀬戸内海放送 / 2024年9月18日 15時1分

岡山地方裁判所

 岡山県の裁判所に勤務する男性書記官が上司からパワハラを受け、休職を余儀なくされたなどとして、国に損害賠償を求める訴えを岡山地方裁判所に起こしました。

 17日付けで訴えを起こしたのは、岡山県の裁判所に勤務する50代の男性書記官です。

 訴えによりますと、男性書記官は2023年4月から6月にかけ、上司から大声で叱責されたほか侮辱的な発言をされるなどパワハラを受けました。

 男性書記官はパワハラが原因でうつ状態と適応障害の診断を受け、2023年6月から8月まで約3カ月休職しました。

 男性書記官は2023年6月、岡山地裁にパワハラの調査を求めましたが調査は進まず、職場復帰後の異動の希望も認められませんでした。これらによって精神的苦痛を受けたとして国に330万円の損害賠償を求めています。

 男性書記官が2023年10月に最高裁判所に相談した結果、岡山地裁は2024年1月になってパワハラを認定しました。しかし、その後の民事調停で国が責任を認めなかったため、男性書記官は提訴に踏み切ったということです。

 岡山地裁はKSBの取材に対し「コメントは差し控えさせていただきます」としています。

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