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瀬戸内海で思い出に残る読書体験を 「こども図書館船」運営費の寄付を募る 香川県

KSB瀬戸内海放送 / 2024年10月1日 12時29分

こども図書館船 ほんのもり号イメージ図(香川県提供)

 香川県は、建築家の安藤忠雄さんからの寄付の申し出を受け、2025年度から離島などへの運航を予定している「こども図書館船 ほんのもり号」の運営費の一部に充てるため、101日から寄付の募集を始めました。

 「こども図書館船 ほんのもり号」は、子どもたちが読書や体験活動を通して、感受性や郷土愛などを育むとともに、交流人口の拡大などを図るのが狙いです。この事業趣旨に県内外の多くの人に賛同してもらおうと、香川県が寄付を募るものです。

 自治体が使途を明確にして寄付を募り、寄付金額の全てがふるさと納税の対象となる「ガバメントクラウドファンディング」の仕組みで、募集期間は20241231日まで。1口5000円で、目標金額は100万円です。


 返礼品はありませんが、寄付した人のうち希望する人の氏名を県のホームページで掲載します(1回あたり30万円以上の寄付をした場合は船内にも掲載)。

 寄付の申し込みは「ふるさとチョイスGCF」のサイトで受け付けています。

 このプロジェクトは、安藤さんの「香川や瀬戸内海でしかできないことをみんなで探してほしい」「子どもの頃に瀬戸内海で思い出をつくれば、大きくなってからそれは郷土愛になるはず」という思いから県が2024年4月に「図書館船事業実行委員会」を設立。現在、船の運航先や寄港先でのイベントなどについて検討を進めています。

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