1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

備前焼を海外販路拡大へ ベルギーのギャラリー経営者が人間国宝から制作への思い聞く

KSB瀬戸内海放送 / 2024年10月18日 19時12分

人間国宝の備前焼作家・伊勢﨑淳さん(左)を訪ねたディディエ・デルヴィルさん(右)

 備前焼の海外での販路拡大を目指している岡山県備前市。18日、市が招いた海外のギャラリー経営者が産地を訪れ、人間国宝の作家から制作への思いを聞きました。

 ベルギーでギャラリーを経営している、ディディエ・デルヴィルさん。人間国宝の備前焼作家・伊勢﨑淳さんを訪ねました。

(ベルギーでギャラリーを経営/ディディエ・デルヴィルさん)
「ヨーロッパの人々はまだ陶磁器を芸術とは捉えていません」

 デルヴィルさんは特にオブジェのような作品をヨーロッパに紹介したいとしています。

 デルヴィルさんは伊勢﨑さんの備前焼への思いを聞きました。

(備前焼作家[人間国宝]/伊勢﨑淳さん)
「ボールは水をイメージした。備前焼というのは土と、水と、火と、風、こういうものの中に本質がある」

 備前市と瀬戸内市は、2023年から備前焼や備前刀の販路を海外に広げるプロジェクトを進めています。

(備前焼作家[人間国宝]/伊勢﨑淳さん)
「備前焼というのは世界的に見ても類例のない焼き物。備前の特徴のある素材から生まれる備前焼、そういったものを確かめてほしい」

(ベルギーでギャラリーを経営/ディディエ・デルヴィルさん)
「私にとって芸術作品の背後にある人間性を知ることはとても大事なことなので、作家の個性や本当の人柄を知ることができてとてもうれしく思う」

 デルヴィルさんは19日、20日に備前市で開かれる備前焼まつりにも参加するということです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください